初心者必見!NISAのメリット・デメリットを知り賢く投資する方法
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少額投資非課税制度[NISA ]がスタートしています。株式売買の利益に対しての優遇措置です。
株式取引を活発にさせることで日本の経済を良くしようと国が始めた制度です。
現在、日本の株式市場は日経平均が上がり、活発に経済が動いています。
初めて株式投資を始めるならば、是非証券会社にNISA口座を作りましょう。
目次
NISAとはわかりやすく解説すると何?
先ずは株式投資とは何?から簡単にご説明
株式取引を始める目的は、なんといっても株式投資で得られるリターン(利益)です。
株を買うことで得られる3つの利益があります。
ひとつは、株を安く買って高く売る売却益(キャピタルゲイン)です。
そして、会社の株を保有していると企業が業績が上がった時に配当金(インカムゲイン)が株主に支払われます。
もうひとつは、テレビでも株式優待の特集が組まれますが、持ち株数に応じて企業が配布する自社製品や優待券などを受け取ることが出来ます。
配当金や株式優待を考えて投資をするのならあまり、リスクを感じないのではないでしょうか?
株式トレードはリスクがあります
投資の世界は、リスクとリターンは表裏一体です。勝つ人がいれば負ける人もいます。
株式を買うことにエントリーしたら、予想に反して株価が下がってしまった。
また、株式を買った企業が倒産したりする可能性もないとはいえません。
そこで、株を買う銘柄を決めて、ファンダメンタル分析や株式チャートを勉強することにより、経済に明るくなり、社会の仕組みや新聞の読み方も変わってきます。
これからのビジネスやライフスタイルに金融リテラシーは必要です。
株式投資は資金がいくら必要
株式投資は、お金持ちがやるようなイメージが一般的です。
しかし、金融緩和により証券会社の手数料も安くなりNISA (少額投資非課税制度)も始まっています。
ネット証券は口座の開設も簡単で金融商品は100円から買えるモノまであります。
株式取引の実際は、それほどの大金がなくても始めることはできます。
1単元が1000円位から株は買えます。
1単元が、(株の売買単位)何株なのかは企業によって異なります。
100株もしくは1,000株を1単元としているところが一般的です。
*単元枚数を100株に統一するするようにこれからなっています。
1単元を保有することで、配当金を得られたり、株主総会参加の葉書が住所に届きます。
〇株価が1株300円で1単元が100株の場合は、 1株300円×1単元100株=3万円で購入出来ます。
〇月々決まった金額で株を買い続ける、積立型の金融商品もあります。
NISAとは何か基本をまず理解しよう
2014年1月から「NISA(ニーサ)
〔=少額投資非課税制度〕」がスタートしました!
少額投資非課税制度NISA ニーサが、スタートしたのが2014年です。
2016年からニーサの非課税枠が100万円から120万円に広がりました。
ジュニアNISA (ニーサ0歳~19歳、年間投資枠80万円)も2016年からスタートしています。
益々盛り上がるNISA とは何か?NISA の仕組みと活用方法を解説します。
〇NISA とは何?
NISA とは、株や投資信託の運用益や配当金にかかる税金を一定の額非課税にする制度です。
NISA の非課税枠120万円内で株を買って受け取る利益には税金がかからないスゴイ制度です。
NISA口座で取引をすると、税金面で大きなメリットが受けられます。
〇NISA の非課税枠は120万円まで
2016年の1月から非課税の枠が、120万円に設定されました。
2014年から制度が始まり、最初はいつまでNISAが続くのか証券会社に問い合わせてもわかりませんでした。
しかし、2023年までの10年間は、毎年新たに120万円の非課税枠が追加されます。
NISAの 非課税制度は最大五年間です
NISAの期間は、それぞれ最大5年間となっています。
途中で株を売って利益を得た場合は、非課税枠を使ったとみなされます。
そして、非課税枠を使っての投資総額は合計600万円までとなっています。
*2017年分の非課税枠〔120万円〕は翌年へ繰り越しすることができません。年間投資枠が120万円です。
*NISA口座はひとつしか作れませんので注意してください。
NISAの非課税のメリットとは何?
NISA かしこい活用方法
NISA は長期投資向けの株や投資信託を買うのがかしこい活用方法ではないかと思います。
毎年非課税枠を使い、5年目になって利益があるのであればの話ですが、一旦売ることです。
そして、また新しい“非課税枠”で買い直せば良いのです。
〇少額投資でもNISAを使って
NISAは、株を長期的に保有させるための制度です。
しかし、年間120万円も投資に使わない方もNISAを使うべきです。
短期でくりかえし売買をしてしまうと、一瞬で非課税枠を使い切ってしまうことになります。
NISA制度は、株の売却後に非課税枠の再利用することができない仕組みになっています。
ファンドマネージャーが薦めるNISA活用方法として、五年間塩漬けできるファンドを買うことをオススメします。
NISAの期間5年後のロールオーバーとは
NISA 口座は、五年間の非課税制度が終わると、通常の證券会社の一般口座や特定口座に保有していた株が移動することになります。
*ただしロールオーバーも可能です。
ここで、移動された保有株を売却したときに、損をしているはずなのに税金がとられてしまうということが起こる可能性があります。
仮に、平成27年のはじめにNISA 口座で100万円で買った株式が五年後の平成31年末に30万円値下がりしたとします。
非課税制度の五年後間を経過したので原則として通常の特定口座や一般口座に移動することになります。
ここで、ポイントは移動の際の株価は、平成27年はじめの購入価格100万円ではなく、移動時の株価の価格である70万円となることです。
また、株価が90万円に戻り含み損が減ってきたとしても、売却して20万円の利益に税金がかかってきます。
*NISA口座にて保有していた期間の含み益や含み損は、非課税期間終了後通常の口座へ移動することですべてなかったものとされてしまうからです。
*NISA 口座は2023年までなのでおはやめに‼
NISAのデメリットをしっかり理解しておこう
〇 損益通算ができないNISAデメリット
通常の課税口座では、株式の売買や投資信託で生じた損益を相殺して確定申告することができます。
しかし、NISA口座での投資結果は損益通算することができません。
簡単に説明すると課税口座とNISA口座での取引を一緒に相殺することはできません。
例として、課税口座で保有するZ社の会社の株式の売却で50万の利益が出たとして、
NISA口座でY社の株式の売却で15万の損失があったとしても相殺ができずに、課税口座の50万円の利益に課税されます。
損失の繰越控除ができNISAデメリット
株式投資で生じた損失は一般的に確定申告で申告していれば3年の期間内であれば、株式投資の結果で利益が出た場合に、繰越して控除してもらうことが可能です。
しかし、NISA口座では120万円までの取引で得た利益については課税しない仕組みになっているので損失は無いものとされます。
一般的な課税口座に移動した後に値上がりすると課税されるデメリット
NISA口座で保有する株式を5年の非課税期間を終えた時点で値下がりした場合に、
その株式を課税口座に移した場合は、そのときの時価が投資金額として認識されます。
その後課税口座で値上がりして売却した場合はもちろん課税されることになります。
非課税投資枠の未使用分は次の年に持ち越せないNISAデメリット
120万円の非課税投資枠はその年で使い切りになります。
未使用分は次の年に持ち越せません。
ロールオーバー時の保有資産は非課税投資枠を新たに使用するデメリット
NISA口座の非課税投資枠の120万円を超える部分については、もちろんロールオーバーができません。
またNISA口座に移動するか売却するかのどちらかになります。
NISA口座で保有している銘柄を代用有価証券にすることはできません。
代用有価証券とは、証券会社で信用取引の委託保証金を差し入れる際に、一定の条件のもとで現金ではなく有価証券でこれを代用することができます。
この代用のための有価証券を代用有価証券といいます。
*現金とは異なり株式や債券などは価格の変動があることも忘れてはいけません。
初心者におすすめのNISAの活用方法とは
NISAは長期で投資する
NISA口座は、長期投資を目的とした制度です。株式投資の「バイ・アンド・ホールド」に適しています。
これから、株式投資を始めるならば、まず長期的な株式投資のスタイルがオススメです。
そして、長期的な株式投資であれば、NISA口座は非常に魅力的な制度です。
なぜなら、株式の短期投資やトレンドに従った売買という場合には、NISA口座は、親和性は低くなります。
インデックス投資に投資する
インデックス投資とは、投資信託・ETFなど世界で高い評価を得ている運用方法のひとつです。
株式市場の動きを表す特定のインデックス、日経平均225、TOPIX、アメリカのダウ指数と連動した値動きをする金融商品です。
つまり、インデックス運用とはその市場の平均値と同じような動きを目指して行う運用手法なのです。
ファンドととばれるモノであり、株式市場に連動して市場全体に投資をする金融商品です。
まず、株式投資を初めるのであれば、NISA口座を利用して長期的に資産を運用する投資信託のようなファンドに投資することをオススメします。
どちらも取れるNISA 口座のメリット
NISA 口座は、年間の取引が120万円まで株式を売り買いしても税金がかからない制度です。
ですから、つなぎ売りを活用するのもひとつの方法です。
しかし、長期的な株式投資をしながら、ロールオーバーして株価回復を待つ作戦もありです。
また、五年後の非課税期間が経過した後、通常の口座に移すのではなく、平成32年分の非課税枠を使って再びNISA口座にロールオーバーすることも可能です。
アクティブに投資するのにも長期の保有スタイルの投資でもNISA 口座を開設して株式投資をするメリットはたくさんあります。
しかし、現時点では平成36年以降は通常の口座に移管するしかありません。
*NISAが延びる可能性もあります。
ファンドなどの長期保有をしていない個別銘柄の売買での投資スタイルであれば、通常の口座に移動して、NISA口座にロールオーバーする。
または、株式を売却する方法がありますが、大きな含み損をかかえてしまって売るに売れない状況ならば、
NISA口座にロールオーバーして株価の回復を待つのが正しい方法であると考えられます。
もちろん利益がでているのであればそのまま非課税制度を使うことが良いと思います。
NISAを活用した贈与について
一般の贈与は、年間110万円までは非課税とされています。
しかし、NISA口座の非課税枠は年間120万円までです。
そこで、お子様やお孫様に贈与をお考えの方は、単純に現金を渡すのではなく、お子様やお孫様のNISA口座を開設して、そこに現金を入れる形で贈与する、という方法が考えられます。
そして、お子様やお孫様にNISA口座内で株式投資をしてもらうのです。
NISA口座のおすすめの証券会社は
〇NISA口座を作るにはどこを選ぶ
いつでもNISA口座は、作ることができます。
*注意が必要なのはもちろん一人で1つのNISA 口座しか作れません。
また、銀行で投資信託をする場合も銀行でNISA 口座を作れます。
しかし、証券会社でNISA 口座を作ることが良いと個人的には思います。
また、家族でNISA 口座、ジュニア口座を作らないともったいないです。
〇証券会社に口座を作ろう
まず、証券会社に口座を作りましょう。そして、NISA 口座開設に備えましょう。
NISA 口座はひとつしか作れませんから、まずは複数の証券会社の口座を作り、
手数料等も考え使いやすい証券会社にNISA 口座は開設するべきです。
私のオススメは、手数料の安いネット証券の中から、NISA 口座開設を検討するのがよい方法ではないでしょうか?
楽天證券やSBI 證券が特に人気があります。
また、NISA 口座は金融機関でも作れますが、個別銘柄やファンドに分散できる証券会社に口座を作ることをオススメします。
金融商品を購入するときはNISA を選択して購入することを忘れずに❗
まとめ
NISA口座を開設したからと普通の株式取引が出来ない訳ではありません。
NISAを投資信託に活用するのか、普段の株式取引は一般口座を使用して、長期的な資産運用は、NISA口座でと言ったように目的に応じてNISA 口座を開設して下さい。
また、少額投資はアクティブにNISA口座を使用して、長期的な投資には一般口座を使用する人もいるかとおもいます。
どちらでも、株式投資をするのであればNISA口座を開設するべきです。
しかし、NISA 口座でも株式取引にはリスクがあると言うことを良く考えてから始めるべきです