失敗談から学ぶ!投資で失敗しない為の方法まとめ!
株式投資や不動産投資等、
投資の世界で成功している人達でも失敗を繰り返しながら成長して大きな利益を上げるようになりました。
失敗を一度も犯したことはない相場師は絶対にいないと思います。
相場の歴史を読みときながら投資の成功からそして、
投資の失敗から学ぶことはこれから投資をする人はとても大切です。
投資で成功するひとつの方法は諦めないことです。
失敗をしてもそれを教訓として自分の投資スタイルや投資感として蓄積した人がこの投資の世界で勝てる人なのです。
今回は様々な失敗の事例から、投資で失敗する人の共通点を探してみました。
是非、これから投資を行う人は、先人の失敗を糧にして下さい(^^)/
目次
株式投資での失敗談から学ぶ
私自身の株式投資の失敗として、売り時を読めなかったことがあります。
日本の株式の銘柄は日経平均に連動して動く銘柄があります。
日経平均が高値を更新したときに購入していた銀行株もその時に今年一番の高値を着けました。
しかし、まだ上がると思い、
日本の景気もよくなるだろうと思い売らずにいたら後は下がるだけで売るに売れずに塩漬け状態が続いてしまいました。
株式投資は買う時よりも売る時が難しいと言われています。
◆株を買った時にいくらで売るのか?
◆いくらまで上がったら売り、
◆いくらまで下がったら損切りするのか?
ということを明確にしておく必要があります。
入り口と出口を決めてから投資を行うことはすべての投資において言えることです。
最初からルールを決めていれば株価が上がった時や下がった時に慌てることがありません。
そして、売り時を逃さないようになります。
株式投資の失敗事例
◇負けを取り戻そうとして取引額を一気に上げてしまう・・・
サラリーマンのAさんは投資に集中するためにセミリタイアし、
退職金などを含めて400万円の資金を準備しました。
始めは株式投資のデイトレードにおいて、
10万円前後の取引を行っていましたが、
特に大きな損益が生じない状況が続いていました。
その後、Aさんは痺れを切らして取引金額を引き上げていきます。
それでも状況は一変せず、
少しずつ元手資金が減ってしまいました。
株式投資を始めると少しでも多くの利益を上げようとしてしまいがちです。
最初は千円や二千円でも利益がでれば嬉しいのですが価格が変わらずにチャートも小刻みにしか動かない相場では刺激が少なく、投資金額を上げてしまいがちです。
また、そこで信用取引を行ってしまう、そしてレバレッジを上げてしまうことがあります。
余剰資金以上に株を買ってしまうことはとても危険です。
そして、元手資金が減ったという焦りから、
Aさんは失った資金を取り戻そうとさらに取引金額を引き上げます。
そして、結果として500万円ちかい借金が残る状況に陥ってしまいました。
株式投資ではよくあることです。
欲張って利益を増やそうとすると、逆効果になってしまう恐れがあります。
投資で成功するには、
短期間で資金を増やすようなことは考えず、
コツコツと利益を積み重ねていくことが大切であると言えるでしょう。
株式投資はギャンブルではありません。
貯金するよりは少しリターンがある少しづつ資産を増やしていくことが成功に繋がります。
急いではいけません。
◇良いニュースが出たときに株価が上がると思い込んでしまう・・
マーケットは必ずしも良いニュースが出たからといって株価が上がるとは言えません。
もうすでにその銘柄の株価に影響があり株価が高いということもあります。
良いニュースがでたから価格が上がると思い込んでしまい
高い値段で株を購入してしまう。
買いに急いでしまうことは株式投資の失敗では良くあることです。
株式投資で成功して何億円という大金を手にする人がいる一方で簡単に損失を出す人もいます。
自分が行う投資のリスクとリターンのバランスを把握することがとても大切です。
◇仕手株で失敗してしまう・・・
良いニュースやストップ高になっていること出来高の大きい銘柄に注目することはとても良いことです。
しかし、何日も人気があり凄いスピードで暴騰し続けている株があると買ってしまいポジションをとってしまうと、
その後は数日ストップ安をつけて、売買が自由にできるようになった時には株価が半値以下になってしまったということがあります。
ほとんど売買がなく注目されていなかったような銘柄が、
何のニュースもないままに急騰し、
一日で数十パーセント上がり短期間で数倍に値上がりすることがあります。
株価の安いいわゆる低位株が多く、
予期せぬ上がり方をすることがあります。
バリュー投資は悪いことではありません。
しかし、その会社の株価が上がっているからと調べないで軽くのって買ってしまい失敗する人がいます。
人気があり出来高のある銘柄を購入することも大切ですが、
その会社のことを調べずに高騰しているからと安易に参加してしまうと失敗します。
◇塩漬けで売れずに失敗する・・・
株価が下がると思って株式を購入する人はいないと思います。
購入した銘柄の株価か下がり、
含み損が拡大していくばかりの銘柄を観ながら、
『いつかは株価が戻るはず』と保有を続けているうちに、
ついには半値になってしまう。
耐えられなくなってロスカットしてしまう。
そして、大損してしまったという失敗談を良く聞きます。
他の銘柄で取り返そうとしても、
少し含み益が発生すると利益確定を焦ってしまうために損が埋まらないということまさに売り急ぎ、買い急そぎの失敗体験です。
いくらで売るのか?
どこまで待つのかルールを決めておくことが大切です。
◇信用取引で追証が追いつかない・・
信用取引や先物取引はトレードになれてから行わないと失敗します。
また、すべての資産を取引に使うことはギャンブルです。
上がるだろうも会社の株を信用取引で買建てしていたら、
他国の金融不安から日経平均株価が暴落して、
つられてその会社の株も下がり始める。
日本とは関係のないことと、
そのうち株価も戻ると楽観視して、
追証(おいしょう)が必要になってはその都度入金を繰り返してしまう。
そのうちに資金がつきてショートしてしまうよくある話です。
株式投資の失敗談はとてもバラエティに飛んでいます。
すべての投資の失敗に言えることは
「株価がまだ上がると思い込んでしまう」ことです。
株価が下がるとどうしてもそこで見切りをつけられないのが人間の心理です。
株価は下がることもあると考えて投資をすること、また人は
価格とは別の行動に動く、行動経済学の本などを読むのもオススメです。
東京電力の株価のお話・・
東京電力の株は配当利回りが大きく、
保有し続けていて年に一度配当で旅行に行っていた人もいたと思います。
東京電力の株価は当時、2000円くらいでした。
東京電力等の大型株は今まで優良株とされていました。
そして、
あの2011年3月11日の東日本大震災の日、
東京電力株を保有していた人はこれほどまで株価が下がるとは思っていなかったと思います。
私自身もマーケットの動きを覚えています。
直ぐに反応しなかったこと、
東京電力の株は
翌日の東京株式市場が始まったが寄りつきません。
そして、翌日それまでの投資経験から多分、
なかなか寄り付かないだろうと想像しながらマーケットを見ていました。
実際に、なんと3日間も寄り付かなかったのです。
東京電力だけではなく、
他の電力株の値も寄り付かなかった価格がつかなかった記憶があります。
このときに信用取引をしていた人や逆に買った人もいたでしょう。
その時に思いましたマーケットは残酷だと。
結局、震災の4日後に落ち着いた値段が700円くらいまで株価が下がってしまいます。
そこからまだ東京電力が国有化されるのではないかと200円から300円に下がります。
2018年4月現在東京電力の株価は400円位です。
東京電力の株価は4000円位の時もあったことを考えると10分の1になっています。
滅多に起こらないと思っていたことが実際には起こります。
ライブドアショック、サブプライムショック、東日本大震災など、
どれも株価をチェックできない時間帯に起こりました。
サラリーマンや仕事をしていた人は発注することができなかった人が多数いたと思います。
しかし、それでも相場と向き合い現在、利益を出している人達がいます。
投資で勝つためには諦めないことです。
そして、投資は余剰資金でおこなってください。
マーケットはいつでも動き続けていると再確認しました。
投資を行っていると予期できないことが色々と起こります。
それでもやめなかった人達は、
毎日の習慣でチャートや株価に自然と意識が向いた人、
投資が生活の一部になっていたからです。
年金・老後投資での失敗談の事例から学ぶ
老後のために長期的な投資を行う時の一番多い失敗例は、
投資信託を解約してしまうことや株を売って現金にしてしまうことです。
老後の資金といえど手元に現金は必要です。
やはり長期的な投資とのバランスが大切です。
ポートフォリオを考えることは今からでも早い段階で投資に興味をもつことが大切です。
投資はいつからでも行えますが早ければ早いほど良いのです。
そして、金融リテラシーを若いうちに身に付けることです。
大手の銀行でもリスクが高い商品を売りつけてきます。
また、退職金を老後の資金にとすべて株式投資に使い大損する人がいます。
今まで株式投資をやったことがないのに
退職金をすべて銀行のすすめてくる投資信託等を購入して退職金を半分以上失う人もいます。
特に金融機関は退職者に対するサービスを強化しています。
老後の資産運用の相談機能を充実させています。
なぜなら定年退職者は金融機関にとっては最高のお客様だからです。
それは
①退職金というまとまったお金を持っていること。
②今まで株式投資等の経験がないこと。
そして、
③老後に対して不安があること。
そこで、配当が良いからと投資信託をすすめてきます。
元金から払われる蛸足配当と呼ばれる金融商品をすすめられて貯金の残高が半分以上減っているということが本当に起こります。
若い時から投資に対して勉強して、
長期的な運用と中期的な運用を考えて資産を形勢していくことが大切です。
そして、大きな金融資産を保有していて退職金は余裕資金という人であれば、
投資の自由度は高まるでしょうが、そんな人はほとんどいないはずです。
だとすれば一度に投資するようなことはせず、
適切な場所にお金を置いておくことも大切なことだと思います。
投資初心者の失敗談から学ぶ
そもそも投資の初心者として、
投資そのものがギャンブル性があり悪いモノだと思っていて投資を始めないことが一番の失敗だと思います。
これから将来的にも100年時代と言われている中で投資を行わないことは人生設計で失敗と言えます。
投資初心者がやりがちな失敗
〇すぐに株式投資や不動産取引の勉強をしないで始めてしまう。
株価が下がって塩漬けにしてしまうこともよくあることですが、初心者が株価下がったからと待てずに直ぐに売ってしまうこともよくあることです。
会社の将来性を読んで投資を行っているのに価格が上がるまで待てずに直ぐに売ってしまうことはもったいないと思います。
〇人気があるから有名だからと投資をする
今流行っている会社だからニュースにでているからと会社の業績も調べずに投資をして損をすることがあります。
また、不動産取引にも言えることです。
テレビや広告が多く有名な不動産会社だからというだけで信用して投資を行うことや金融商品を買うことはとても危険なことです。
必ず自分でリスクを調べて投資を行うこと。
〇資金をすべて投資をする
投資資金をすべてひとつの銘柄に投資を行うことは大変危険です。
冒頭でもお話しましたが退職金を老後の資金にとすべて株式投資に使ってしまうことや不動産投資に使って失敗をしてしまった投資の初心者はたくさんいます。
また、ひとつのモノにこだわりすぎて塩漬けにすることや価格が下がっても損切り出来ずに追いかけてしまうことも初心者がよく失敗することです。
ひとつの金融商品に執着せずに他に投資資金を回しましょう。
〇流動性がない出来高の少ない銘柄を買ってしまう。
株式投資の板の見方もわからずに板の薄い銘柄を買ってしまい売りたいときに売れないことや人気のない銘柄を買ってしまい全く値動きがないということもよくあることです。
〇人気のある株価が高騰しているときに買ってしまう
イナゴと呼ばれる高値をつかんでしまう投資の失敗があります。
人気があり良いニュースが出たところで株価が上がっているとまだ上がるだろうと安易にその銘柄に乗っかって大きな損をしてしまいます。
投資は失敗や成功を繰り返して覚えていくものですが、
やはり投資で成功している人達は必ずお金について経済について勉強を必ずしています。
金融の知識がなく投資に勝てることは絶対にありません。
また、投資で成功している人は、
損切りのルールや自分自身で見つけた投資のルールがあります。
投資を始めて色々な人の投資を真似てみることも大切ですがやはり成功している人はマイルールをもっています。
マイルールを見つけるためには経験と勉強しかありません。
投資で失敗する人の共通点
株式投資で失敗する共通点はルールを決めていないこと、
そして自分の決めたルールを守れないことです。
株式投資を始めていくと自分に向いている投資方法ややり方が少し見えてきます。
うまくトレードしている時は良いのですが負けが続くと今までの決めていたルールから外れてトレードしたくなってしまい失敗してしまう。
〇損切りのルールを決めていない
ポジションをとってから、
自分の想定通りの値動きが起きている場合はよいのですが、
そうはいかなかった場合、
そのポジションにこだわる理由や持ち続ける理由があるのでしょうか?
どのような会社の株でも大きく下がったり、大きく上がることがあります。
相場と自分の動きがかみ合わない場合は、
資金効率上、無駄に損失を拡大させずに損切りし、
一度資金を引き揚げて別の機会を狙うほうが妥当です。
資金を一旦手仕舞して、
その資金を他の投資に回すということができない。
損切りができないと絶対に株式投資で勝つことはできないと断言できます
〇判断がぶれるルールから外れる
チャートから判断していくつかのパターンでしか買わないと決めていたのにもしかしたらと思い込んでしまう。
テクニカル分析を根拠としたトレードで、
サポートラインに沿って株価が上昇しているという根拠のもと買い付けたのなら、
チャート上でそのラインを割ってしまうような株価推移をした場合は即座に売る判断をするのが適切です。
そこで、全く根拠のない判断から株価がそのラインより上にいくはずと思い込み売らない結局だいぶ値下がりしたところで決済することになってしまった。
決めたことを守らないことはマーケットで必ず負けてしまいます。
投資で失敗しない為に必要なこと3つ
投資で失敗しないための3つの方法とは
①相場を休むことも大切
トレードを仕事にしているのではないのでうまくいかない時は相場を休むことも大切です。
私たち個人投資家には「株取引を休む」という選択肢があります。
休んでいるときにもしかしたら儲ける機会を逃してしまうのではないかと考えてしまいます。
しかし、マーケットはこれから先もチャンスがあります。
一旦、運用資金を現金に戻して待機しておくのも重要なことです。
株式投資も不動産投資も投資の世界は幾度と儲かるチャンスが訪れます。
そのときにタイミングを逃してしまわないよう、
金融商品を買える資金を残しておきましょう。
②会社や不動産取引とことん調べあげる
わからないモノに投資をしないことです。
数十年もの間、一銘柄だけにこだわって取引し、数億の資産を作ったサラリーマン投資家がいます。
その会社の部門や製品、
業績の予想と修正が出る場合のタイミングの読みなどを熟知した上で売買をしているということでした。
不動産取引も手広く広げないことです。
ポジションをとりすぎて失敗する人がたくさんいます。
③直ぐに判断して買わない
どのような金融商品でも直ぐに買って高値で飛びつかないことです。
マーケットを眺めることも大切です。
その取引が本当に適切なのか、今買い時なのか判断する時間も大切です。
不動産取引、大きな買い物をするときに不思議と判断が鈍ることがあります。
どのような商品でも価格が下がることがあることこれから先も配当を得られるということはなく、なくなることを想定して投資をすることです。
まとめ
投資を始めると、最初からうまくいく時があります。
いわゆるビギナーズラックというものです。
経験がないから大胆な取引ができてしまい大きく儲けることができたよく聞く話です。
しかし、投資で失敗や成功を繰り返していくとうまくなっていくこともあるのですが、
また判断が鈍る、最初の頃のように大胆な取引が行えずにタイミングを逃してしまうこともあります。
そこが難しいところです。
ひとつに言えることは一定のルールを決めること、
ストップロスオーダーを決めておき、
わからないものや理解できないモノには投資をしないことではないでしょう?
リーマンショックや震災の時、
日本に大変なことがおきているのにマーケットは直ぐには反応しません、
物凄い勢いで価格が下がる中でもう底だと買える投資家がいます。
すべての投資は必ずリスクがあり、予期せぬことが起こることがあるのです。
またですから投資はいつからでも始められますし、
そしていつでも儲けるチャンスが訪れます。