株式投資はテーマで選ぶ!上がるテーマ株の探し方
株式投資でうまくトレードする為には、
今話題の人気テーマ株の情報収集が必ず必要となってきます。
目次
テーマ投資ITバブルから見えてくるモノ
iT革命、インターネットの普及により世の中が大きく変わりました。
1990年代後半に世界で注目を浴びたIT関連のテーマは後に「ITバブル」が起こり株価が大きく下がりました。
しかし、その中から、現在の日本株でいえば、
ソフトバンク、米国でいえばアマゾンやGoogleなどのグローバル企業が出てきたことも事実です。
当時はインターネットによって新しい産業が生まれることに期待をし、
のちに競争の中から巨大な企業が生まれているのです。
次にくるブロックチェーン関連銘柄も
ビットコインの価格は今がピークなのかも知れませんが、
仮想通貨やそのシステムが使われるのはこれからです。
1990年代後半であればIT関連、
2000年半ばであれば環境関連、
最近で言えば、ロボットやAI(人工知能)、
ドローン、電気自動車などが株式市場でよく取り上げられるテーマでしょう。
株式投資で注目されるテーマといっても、
みんなが話題にしてさえいればよいかといえばそうではありません。
株式市場で注目が集まりやすいテーマとは、
産業構造を大きく変えるような、
それでいて将来その中で大きな利益を生み出しそうなモノがテーマなのです。
テーマ株投資のメリット・デメリット
株式投資では、
その年、その月、その日によって同業種、
同材料を抱える銘柄が全面高となることが多々あります。
この材料をテーマと呼び、
それをしっかりとチェックしておくことで、
「急騰に乗り遅れることが減り、
人気のあるテーマの出遅れ銘柄を上昇前に仕込むことも可能」
になります。
また、常に人気のあるキーワード、
テーマをチェックしておくことで、
そのテーマが、長く人気が続くものなのか?
一過性の人気で終わるものなのかといったことも見えてくるはずです。
テーマ株へ投資する際はそういったことも意識して見ておくことが利益確定のタイミングになります。
次世代の技術を売りにしたテーマは、
人気が沸騰して想定以上に過大評価されて株価が急騰することがよくあります。
テーマだけで選んでしまうと、
理論株価と現在の株価が掛け離れた銘柄に手を出してしまう場合があります。
テーマだけで選び高値掴みをしてしまわないように注意して欲しい。
そして、イナゴや提灯記事にのらないようにしてください。
「噂で買って事実で売る」といった相場の格言がありますが、
テーマばかりに目がいき期待が先行してしまうと、
そのテーマの人気が長期化すれば利益確定のタイミングが訪れるかもしれませんが、
一過性のものであった場合は塩漬け、
もしくは大幅な損切りを余儀なくされてしまうこともあり得ます。
人気テーマ株への投資でリスクを抑えるには株価分析もしっかりと行った上でのエントリーが必要です。
株式投資のテーマリスト
株式投資の銘柄選びに迷ったらテーマから選んでみてはどうでしょうか?
ロボット
人工知能(AI)
ディープラーニング
バイオ 遺伝子治療
核酸医薬
デジタルポスト
マイナス金利
シェアリングエコノミー
IoT
M2M
O2O
Home IoT
越境EC
自動運転
ZMP
ミラーレス
電線地中化
カジノ
新元号(生前退位)
5G
マイナンバー サイバーセキュリティ
TPP
農業IT化
土壌改良
土木コンサル
インバウンド
多言語
着物関連
フィンテック
ブロックチェーン
スマートコントラクト
仮想通貨
ビットコイン関連
LINE関連
ライドシェア
民泊
スマートロック
LED
有機EL
ドローン
電力小売自由化
スマートメーター
デジタル教科書
セルロースナノファイバー
炭素繊維
CFPR
グラフェン
燃料電池
リチウムイオン電池
マグネシウム電池
AR/VR AR(拡張現実)
VR(仮想現実)
防衛関連
テロ対策
選挙関連
育児
介護
婚活関連
不妊治療
リニア新幹線
北海道新幹線
待機児童解消
医療ツーリズム
遠隔医療
テレワーク
宇宙開発
宇宙ゴミ
バラスト水処理装置
PM2.5
ジカ熱
ラニーニャ現象
遮熱性舗装
防災
復興
AppleiPhone
ポケモンGO
スーパーマリオラン
インフルエンザ
ノーベル賞
オートファジー
FPGA関連
ロシア関連
トランプ大統領
ドット
フランク法廃止
スナップチャット関連
ゲーム
ICタグ
RFID
ライザップ
eスポーツ
私もニュース等でわからない言葉は直ぐに検索します。
そして、そのキーワードに繋がる企業を調べて株式を購入することがあります。
株式の銘柄の探し方として、
社会現象といった高いところからの目線から、
連想ゲーム的にしぼって企業名まで落としていく方法はトップダウン方式といいます。
日本のことわざに風が吹けば桶屋が儲かるという言葉があります。
マーケティング理論、先の先を読むことが投資には大切です。
*銘柄選びのポイントは、新しい視点として業種が偏らないようにすることが大切です。
テーマ株は深追いしてはいけない
テーマには
・「長く人気が続くもの」
・「一過性の人気で終わるもの」があります。
良いニュースで株価が上がったとしても開発や新しい技術が使われるのはまだ先です。
また、既に過ぎてしまったテーマで再燃を待つのは非常に効率が悪いと言えます。
テーマ投資の種類と投資スタイル
①新しい技術やサービス関連の投資テーマ株
ロボットやAI 、ARやVRといった
これから私たちの生活を変えていく新しい技術やサービスに投資をする。
Aibnb(エアー・ビー・アンド・ビー)やUber(ウーバー)といったように、
シェアリングエコノミーのテーマで成長する企業はこれから増えていく可能性があります。
また、美容やグルメといった私たちのライフスタイルに欠かせない
サービス産業も株式市場では人気のテーマと言えます。
②政策に関する投資テーマ株
株式市場が取り上げるテーマとして政策関連もよく見かけます。
規制緩和といったものから働き方改革といったライフスタイルに関係するものまで、
政策に関係するテーマです。
*国策銘柄とは、株の格言に「国策に売りなし」とあるように、
国を挙げて実行される政策によって恩恵を受ける可能性がある銘柄です。
日本が国家予算を組んでその分野を成長発達させていくので、
株価もそれらを織り込もうとする流れから急速に株価を上昇させる流れがあります。
私は国の政策の関連銘柄は株式投資をする上でとても重要視しています。
政策テーマ
一億総活躍社会
国家戦略特区
教育再生実行会議
待機児童対策
東京オリンピック
カジノ関連
再生可能エネルギー・水素等
働き方改革実行計画など
政策に関係するテーマは新しい技術やサービスに関するテーマと同様に機関投資家も常にウォッチしているテーマです。
③イベントに関する投資テーマ株
アメリカの大統領選挙や国内の選挙、オリンピックや日米会談やサミット、G7など
また、企業決算は業績と会社予想の乖離や業績予想と市場コンセンサスのずれが株価を大きく動かすことがあります。
そして、株式市場で注目されるのは、
金融政策に絡んだ金利やインフレ率、
アメリカの雇用統計等は月1回FX をトレードしている人ならcheckしていると思います。
為替レートが大きく動くことで株価を動かすことになります。
テーマで投資をできる証券会社!!
新しい証券会社として、
10社で構成されたテーマに、10万円から投資できる。
フォリオという証券会社があります。
また、SBI 証券でもテーマキラー、
10万円から好きなテーマに投資ができるサービスが始まっています。
証券会社フォリオでえらべるテーマは、
プロが選定した10社の有望企業で構成されています。
10社にリスク分散させた投資をすることで、
誰でも手軽に効率的な資産運用を楽しむことができます。
初心者向けに簡単に投資が行える様々なサービスが始まっています。
ワンタップで投資ができる、
買い物のお釣りで投資ができるといったサービスまで、
これからより簡単にスピーディに投資が行えるかにともこれからのテーマになるでしょう。
まとめ
キーワード(テーマ)で銘柄選びをすることも大事ですが、
自分自身のルールやテーマを決めることも株式投資には大切です。
身近なモノや知っている企業の株しか買わない人もいますし、
個別銘柄は難しいので投資信託しか購入しないという人もいます。
そして、投資信託でもインデックスファンドしか投資をしない人や、
逆にアクティブファンドにしか投資をしないと決めている人もいます。
私も株式投資を始めた時は最低購入価格が、
一万円以上の銘柄を買わないとルールを決めて投資をしていたことがあります。
また、好きな投資家の投資手法を真似て投資をする人もいるでしょう。
テーマ株など気にしないでテクニカル分析しかしないトレーダーもいます。
ひとつ言えることは、
投資に対して自分自身のテーマやルールを決めることは、
とても株式投資のパフォーマンス向上に繋がります。