FX初心者のための7つの基礎講座。負けない為の基礎知識
トレード勝つには、FXの基礎知識が必要だ。
FXの初心者はもちろん、トレードの経験ある方もぜひとも知っておいて欲しいFXの基礎知識を講座形式でまとめてみた。
途中、動画での解説もあるので楽しんで学んでいってほしいぞ。
目次
FX初心者のための基礎講座 基礎知識
100万円で10,000ドルを買う!? 外国為替取引とは
FX「外国為替証拠金取引」とは(margin Foreign eXchange trading)の略で、外国の通貨を売買して、利益を得る取引のことを意味します。
その前にまずは、「外国為替取引」についての説明をしよう。
海外旅行に出かける場合、まず円をその相手国の通貨に両替する必要がある。 例えば、アメリカに行く場合、日本の銀行で円をドルに両替する。
この時の円とドルを両替する行為を「外国為替取引」というのだ。
実際に銀行に出かけて円とドルを両替してみよう!!
現在の為替レートは、「1ドル=100円」と仮定する。
10,000ドル必要だとすると、「100円×10,000ドル」で100万円が必要になる。つまり、
100万円を10,000ドルに両替する事 ≒ 100万円で10,000ドルを買うこと
FXの基本はこの“通貨の売買”であることを覚えておこう!。
収益が生まれる外国為替差益とは
FX取引で利益が生まれる理由は、価格変動による「為替差益」を狙う取引だからだ。
通貨の売買であるからには、「安く買って、高く売る」ことで、より為替差益が生まれ利益が発生する!
例えば、
「これからドルが値上がりするぞ!」と見込んで、1ドル=100円の時に10,000ドル買うとする。
その後、思惑通りにドルが値上がりし、1ドル=105円になったので、売る(決済する)としよう。すると…
(105円-100円)×10,000ドル=5万円
ドルが5円値上がりしたことで、5万円分の為替差益を得ることができるということ。
逆に「ドルがこれから値下がりするぞ!」と思う時はどうするか?
FXでは、将来の値下がりを狙って売りからでも取引を始めることができるのだ!!。
1ドル=105円の時に売って、思惑通り値下がりし、1ドル=100円になった時に、買い戻すと、
5円の値下がりで10,000ドルあたり5万円の為替差益を得ることができるのだ。
つまり、FXでの利益は、
(買った時の価格−売った時の価格)×取引量 または、
(売った時の価格−買った時の価格)×取引量
で利益が得られるのだ。
もちろん、思惑と反対方向に価格が動いた場合は、損失となるのは言うまでもないが・・・。
外国為替証拠金取引(FX)とは
では、“FX”とはどういう取引なのか?。
FX(外国為替証拠金取引)とは、外国為替取引を「証拠金」で行う取引だ。
「証拠金」とは、取引を行う際に相手方に預け入れる「担保金」のようなもの。
FXとは、将来必ず決済(反対売買)することが必要な「差金決済」という決済方法を採用した取引だ。
そのため、総取引額の現金(キャッシュ)の受渡しは必要とされず、売買の損益の受渡しのみで取引が完結する。
例えば、ドル/円が1ドル=100円のときに10,000ドルの取引をするとしよう。
本来なら、
100円×10,000ドル=100万円がなければ10,000ドルを買うことはできなーい!!。
しかし、FXは証拠金取引なので、10,000ドルを取引するのに必要な100万円のうち、数パーセントの証拠金を預け入れるだけで取引ができるわけだ。
仮に、5万円の利益が発生すれば、証拠金に5万円加算されるが、
逆に損失が発生すれば、証拠金から5万円差し引かれるのだ。
FXは証拠金で取引が出来る為、資金効率が良く、「レバレッジの効いた取引」であると表現される。
よく耳にする「レバレッジ○倍」というのは、「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指している。
このレバレッジを高くしずぎて大きく損失を出す事があるので、FXでは特に「資金管理」が重要だ。
[surfing_su_box_ex title=”FX基礎の基礎 FXとは?” box_color=”#1c23d6″ title_color=”#e4f1f9″]FX(外国為替証拠金取引)で為替収益を得る基本は、 「安い」ところで買って、「高い」ところで売る!! 但し、レバレッジの効いた証拠金取引なので資金管理には気をつけよう!![/surfing_su_box_ex]FXの市場規模と市場という戦場参加者を知る
「FXの市場規模(取引高)」について説明しよう。
FX(外国為替市場)では、世界の基軸通貨となる米ドルと主要国通貨の間で「通貨の交換」が行われている。その通貨交換の規模が為替取引高となるのだが、この規模がFX市場は非常に大きいのだ。
1日の為替取引高は、およそ5.3兆ドル、1ドル=120円で計算すると630兆円もの取引高になるのだ!。
これは、日本の国家予算(2016年度)が、96.7兆円となっているので、およそ6倍以上もの取引が、1日の間で世界規模で行われているのがFX市場だ。
このFX市場規模は、その他の禁金融市場(株や先物)に比べ、一番大きい市場となっている。
では、FX市場で相場を動かしている市場参加者はだれなのか?
- 貿易実需
- 海外旅行者
- 機関投資家
- 政府機関
- そして我々一般(個人)投資家に分類される。
FXは近年、インターネットの普及により我々個人投資家が非常に参加しやすい市場になっている。
しかし、FX為替の市場には、ヘッジファンドや銀行に代表されるプロ集団である機関投資家や、 金融政策で一気に為替相場へ介入してくる政府機関の存在もあるのだ。
我々個人投資家も一旦、FX市場に出るとプロも素人も関係ない為替戦場に放り込まれることになる!。
その中で、資金の少ない、我々個人投資家が、大切な資金を守りながら、FX市場で勝ち抜いていく為には、
トレードの技術が不可欠となってくることを理解しておく必要がある。
FXの普及は比較的新しい
FX初心者のための基礎講座 FXの仕組みと注文の種類
「買い」がロングで、「売り」がショート
現在の価格から上昇すると思えば「買い注文」をいれる。
買い注文のことを:「BUY」「ロング」、上昇の気配を、「ブル」、「強気」
売り注文のことを:「SELL」「ショート」下落の気配を「ベア」、「弱気」
これらの注文を現時点の価格で注文することを「成り行き注文」というのだ。
その他の注文も図式で説明するとこんな感じになるので覚えておこう!
指値注文
現在の価格より安い価格「買い注文」を指定。または、現在の価格より高い価格で「売り注文」を指定。
逆指値注文
現在の価格より高い価格「買い注文」を指定。または、現在の価格より安いい価格で「売り注文」を指定。
IF DONE注文
IFDONE注文は1度に2つの注文(注文①②)を出して、最初の注文が約定したら、2つ目の注文が発注される方法。
OCO注文
OCO注文は1度に2つの注文(注文①②)を出して、どちらか一方の注文が約定したら、もう片方の注文が取り消しになる注文方法。
IF DONE OCO注文
IFDONEとOCOの両者の組み合わせで注文が3つ可能。「新規ポジション」「利確注文」「損切り注文」の指定ができる。
上手に使え! てこの原理のレバレッジ
レバレッジとは、FX証券会社に「証拠金」を入金することにより、自己資金以上の金額でトレードを行える仕組み。レバレッジが大きいと利益も大きくなるが損失も同じだけ大きくなるので注意が必要だ。資金量に合ったレバレッジでトレードを行うことが相場で生き残る知恵となる。
現状、国内FX会社は25倍(規制の行われる2010年までは100倍・200倍もあった)となってる。しかし、海外FX口座や法人口座では200倍以上のレバレッジを使用できるところがまだ多くある。
トレードで稼ぐには、大きなレバレッジが必要との風潮があるが実はそんなにレバレッジは必要ない。プロの銀行ディーラーでも、実際のレバレッジは1~3倍程度となっている。値幅を大きく獲るトレード手法なら、国内のレバレッジ25倍でも十分なトレードができるのだ。
金利分も取引される(スワップ金利)
2通貨間で金利差がある場合に付く金利。ポジション保有期間中は日毎につくが、ポジションによってはスワップ金利を支払う必要がある。
スプレッド
FX会社によって値はことなるが、「スプレッド」とは、「買い価格」と「売り価格」間の価格差のことをいう。
このスプレッドがFX会社の手数料となる。また、「為替売買手数料」は、スプレッドとは別に支払うものであり、為替売買手数料がゼロの会社は、スプレッドの中に手数料が含まれている。
一般的に国内証券会社は海外証券会社に比べスプレッドが小さい傾向にある。しかし、このスプレッドは、証券会社の手数料となるはずだ。これが極端に小さいとはどういうことか?証券会社の利益はどこから捻出しているのだろうか?
スプレッドが小さいから良い証券会社とは限らないと思うぞ(( ̄▽ ̄))
通貨ペアと為替市場におけるシェア
世界基軸通貨である米ドルが世界の半数近くのシェアを占める。
マイナーな通貨ペアになると突発的な値動きが見られ、想定外の損失を受ける場合が多いため、特に初心者はメジャー通貨ペアで取引をお勧めする。
下に、通貨別シェアを表してみた。通貨別の世界シェアは順に、米ドル→ユーロ→日本円→英ポンド→豪ドルとなっている。
次に、トレードを行う通貨ペアの取引量のランキングを調べてみた。
世界の通貨ペア取引量ランキング
1位 ユーロ/米ドル 24.1%
2位 米ドル/日本円 18.3%
3位 英ポンド/米ドル 8.8%
4位 豪ドル/米ドル 6.8%
5位 米ドル/加ドル 3.7%
日本で人気のユーロ/日本円やポンド/日本円の取引量はほんの数パーセントとなることが想像つく。
つまり、ちょっとした資金の流入で大きく値幅が動いてしまうのだ!
[surfing_su_box_ex title=”FX基礎の基礎 通貨ペアの取引量を知ってトレードする通貨を選ぼう!” box_color=”#1c23d6″ title_color=”#e4f1f9″]通貨の世界シェアは米ドルが50%近くを占める。マイナーな通貨程突発的な値動きが起こりやすい。FXでトレードする通貨は、市場に対するシェア(流動性)を考慮しながら、なるべく想定外の値動きのしにくい通貨でトレードすることがトレードで勝ち続ける方法だ!![/surfing_su_box_ex]FX初心者のための基礎講座 ダウ理論(動画付き)
ダウ理論とトレンドの定義
一般的に書籍や商材でFXに関することをいろいろ勉強していくと一度は聞いたことがある「ダウン理論」。
ダウ理論は、古典的な理論だが、トレンドの定義づけということでとでも重要だ。現在でもこの理論抜きには語れない。
ここでは、私のFXの師匠である、運用トレーダーのヤスが解説した動画を用意したのでぜひ見てくれ!!
高値・安値の切り下げを見つける ⇒ダウン(下降)トレンド
高値・安値の切り上げ・切り下げに失敗したところ ⇒トレンドの転換点になる可能性高い!![/surfing_su_box_ex]
実際のトレードにおいては、様々な時間軸(時間足)のなかでアップトレンド・ダウントレンドが発生しながら、チャート形状(波形)を描いていく。
その中で、自分でトレードする時間軸(時間足)のトレンド状態を把握することがとても大切だ!!。
FX初心者のための基礎講座 レジサポ・トレンドライン
レジサポ・水平線を正しく引けることが勝ちトレーダへの第一歩(動画付き)
トレードで勝つ為には、「トレードシナリオ」を立てることがまず最初に必要だ!!
ちゃんと機能する、 水平線やトレンドラインを引くことができると、そのラインが、サポート(支持線)・レジスタンス(抵抗線)と呼ばれる、通称サポレジになっていることが多いことに気づく。
つまり、そのサポレジは、FX市場参加者が意識するレート(価格・価格帯)であり、相場(価格)の反転ポイントとなりやすい(プライスアクション)レート(価格)であることから、サポートされたり、レジスタンスになったりするわけだ!!
これを見極めることでFX相場を読み解くキーを見つけることができ、トレードの戦略を立てることができるようになる。
ここも重要なので解説動画を用意した。ぜひ見てくれ!!
チャートは俯瞰して見て、大まかに2~3本引いてみる!!
引いた水平線がどこでサポート(支持線)になり、レジスタンス(抵抗線)になっているかを認識する。サポートを抜けるとレートは加速し、レジスタンスを超えれないとレートは戻ってくる[/surfing_su_box_ex]
欧米のトレーダーが着目する レジサポ・トレンドライン(動画付き)
日本では何かとサポート・レジスタンスラインは水平線が主流だが、実は欧米のトレーダーはトレンドラインの方を重視している!!
トレンドラインの引き方も直観的にレートが止まっている点を結びながらトレンドラインを引いていく。特にトレンドラインでは、ラインの角度で相場の勢いを感じることができるのだ!。
そして、どこが、アップトレンドでダウントレンドなのをすぐに見つけることができ、ダウ理論の切り崩しを見つけることで、トレンドの転換点を相場の中から見つけることができる!!。また、現在のレートの止まっている点から引けるトレンドラインを延長することにより、未来のレートでのプライスアクションする可能性の高いレートを予測することができるわけだ。
トレンドラインを引いていく中で、ダウ理論の切り崩しがある所がトレンドの切り替わりで、
トレンドラインの角度がきつい程、相場に勢いがあると言える[/surfing_su_box_ex]
FX初心者のための基礎講座 テクニカル分析
テクニカル分析とファンダメンタル分析
テクニカル分析:
メタトレーダーMT4(MetaTrader4)などのFX取引ソフトウェアで、トレードを行う為にチャートの動きをロウソク足やテクニカル指標を用いて分析を行うこと。 テクニカル指標やツール(オリジナルも可能)を活用しながら価格の動きを読み解いていく方法だ。
テクニカル指標の中には、ロウソク足をはじめ、トレンド系、オシレーター系などのテクニカル指標や、
オリジナルのツールを使いチャート分析を行うことが可能となる。
トレンド系指標:
移動平均線(Moving Average)・ボリンジャーバンド・エンベローブ・一目均衡表など
オシレーター系:
MACD・RSI・ストキャスティクスなど
どのテクニカルツールを使うかは個人それぞれの判断だ。各ツールには相性もあるし、パラメーターの数値を変更することにより多種多様のテクニカル分析をおこなうことができるわけだ。
但し、いくつものテクニカルツールを組み合わせれば「FXで勝てるようになるわけでなはない」のが FXの難しさだ!!
ファンダメンタルズ分析:
世界経済の動向を分析して為替の推移を予測することを言う。
金融政策・長期金利(国債利回り、リスク指標にもなる)・各国の経済指標・要人発言などマクロ視点で為替市場の動向を追うことは重要だ。
だが、日々の売買ポイントがわからないのがファンダメンタル分析だ。
実際のFXトレードで収益を上げるには、
「どこって買って」「どこで売る」かのトレード戦略を立てることが必要だ。
その為には、やはりテクニカル分析の技術が必要になってくると思うぞ!!
チャートの動きは全てテクニカル分析に含まれるというダウ理論もあるほど、 トレードにおいてテクニカル分析は必須の技術となる。
[surfing_su_box_ex title=”FX基礎の基礎 テクニカル分析とファンダメンタルズ分析ポイント!” box_color=”#1c23d6″ title_color=”#e4f1f9″]FXのトレード戦略を立てる上では、経済動向などのマクロ視点のファンダメンタルズ分析と様々なテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、ろうそく足)・オリジナルツールを駆使するテクニカル分析がある。また、ダウ理論の中で、「価格はすべての事象を織り込む」という考えがあり。つまり、経済指標、リスク(天候、戦争)などのファンダメンタル的な要素を含め、全てが「チャートの価格」に織り込まれているということを理解しておくと良い!![/surfing_su_box_ex]
テクニカル分析=チャート分析
テクニカル分析に含まれるチャート分析について説明しよう。
先程、主なテクニカル指標について、トレンド系、オシレーター系の種類に分類されることをお伝えした。
ここでは、日本人が開発した、「ローソク足」「一目均衡表」について少し説明しておこう。
FXで用いる多くのテクニカル分析は、欧米で発祥し今でもその開発が進んでいるわけだが、 その原型は今でも古典的な理論・手法・メソッドの進化版である。
例)ダウ理論・グランビルの法則・エリオット波動など(理論でありテクニカルツールではない)
日本人が開発した有名なテクニカルツール
★ローソク足(現在最もメジャーなツール 江戸時代に本間宗久さんが考案)
★一目均衡表(一目仙人さんが昭和11年に考案)
その中で最も基本となるものは「ローソク足」だ。
多くのトレーダーは、いくつかのテクニカルを組み合わせることで永遠に勝てる聖杯を探し続ける傾向にあるが、マーケットとは市場心理やヘッジファンドのいたずらな仕掛けも多く存在するため、一筋縄で勝ち続けることは不可能であるに違いない。
「相場の本質を理解した上で自分に合ったテクニカル指標を利用し、トータルで収支をプラスにもっていく、
これが、「トレードで勝ち続ける」ということだ。
[surfing_su_box_ex title=”FX基礎の基礎 チャート分析の基本はロウソク足!” box_color=”#1c23d6″ title_color=”#e4f1f9″]多くのテクニカルツール(指標)は欧米で開発されている。その中で、日本人が開発したテクニカルツールは、「ローソク足」と「一目均衡表」だ。特に「ローソク足」はFXトレードを行う上での一番重要な基本となるので必ず覚えておこう!![/surfing_su_box_ex]
ローソク足と時間軸
ローソク足は、表示する期間、例えは日足の場合、
1日の「始値」・「高値」・「最高値」・「最安値」が一目みてわかる代物だ!。
また、ローソク足が示す値を「4本値」という。
ローソク足には「陽線」「陰線」の2つの種類があり、
始値よりも終値が高い時は、「陽線」といい、白いローソク足だ(下図)。
始値よりも終値が安い時は、「陰線」といい、黒いローソク足だ(下図)。
始値と終値の間をローソク足の「実体」といい、「実体」から最高値または最安値まで上下に突き出た部分を「ヒゲ」と言う。
ローソク足は1本形成するのに、様々な「時間軸」で見ることができるのだ!。
月足 | 1ヶ月で 1本 | 12本で1年分 |
週足 | 1週間で 1本 | 52本で1年分 |
日足 | 1日で 1本 | 21~22本で1ヶ月 |
4時間足 | 4時間で 1本 | 30本で1週間分 |
1時間足 | 1時間で 1本 | 24本で1日分 |
30分足 | 30分で 1本 | 48本で1日分 |
15分足 | 15分で 1本 | 96本で1日分 |
5分足 | 5分で 1本 | 288本で1日分 |
1分足 | 1分で 1本 | 1440本で1日分 |
[surfing_su_box_ex title=”FX基礎の基礎 ローソク足 基礎の基礎!” box_color=”#1c23d6″ title_color=”#e4f1f9″]ローソク足は表示する期間の値動きを表したもので、「始値」「終値」「高値」「安値」を表している。チャートの「時間軸」を変更することで、大きな時間軸⇒小さな時間軸での価格の推移を分析することができるのだ![/surfing_su_box_ex]
FX初心者のための基礎講座 FXのメリット・魅力
さて、ここまでこの記事を読んでくれたあなた。すでにFXの基礎知識は十分ついてきたはずだ。
最後の章では、FXに取り組むメリットとFXの魅力について伝えておこう。
手軽に行えるレバレッジが効く投資(ビジネス)
FXは、証拠金取引である為、レバレッジを効かせることができる。FXで利益を上げることをビジネスとして考えてみよう。
あなたが、中古車ビジネスを始めたとする。中古車屋の場合、利益を生み出すには、中古車を仕入れる為の多額の資金が必要だ。
例えば、100万円中古車を買ってくるには、100万円の資金が必要となる。それを110万円で売れば10万円の利益だ。
FXの場合も、100万円の通貨を購入して、110万円で売れば同じく10万円の利益だ。しかし、FXの場合、通貨を購入する際にレバレッジを効かせることができる為、資金としては10万円でも可能だ。よって、FXは小資金で始めることができる手軽なビジネスと言えるのだ。
大きな利益が期待できる
FXの収益は、為替差益で収益が上がることは説明した。つまり、ドルを10,000ドル購入し、100円で買ったものが、105円に上昇すれば、
(105円-100円)×10,000ドル=5万円の利益だ。
ここで、さらにレバレッジを効かせて、30,000ドル買ったとすると、利益も3倍の15万円となる。これが大きな利益を上げれるFXの魅力だ。
手数料が安い
FXをはじめ投資商品を売買する場合、手数料が必要となる場合が多い。この手数料が外貨貯金などに比べて安いと認識しておこう。
ざっくりとではあるが、外貨貯金は為替手数料が50銭~200銭程度に比べ、FXは0.15銭から2銭程度となっている。
マーケットが24時間(平日)
FXの場合、マーケット(市場)が24時間(平日)取引可能の為、いつでも取引が可能だ。サラリーマンの帰宅後でも取引が可能だ。
ただ、一般的な会社からの帰宅後の時間(21時以降)はニューヨーク時間と言われ、相場がめまぐるしく変化しやすい時間であることを覚えておこう!
また、パソコン・スマホでチャートを見る事さえできればトレード可能の為、世界中どこでもトレードで収益を上げることができるのはFXの醍醐味だ。
FX初心者の為の基礎講座 FXのリスク
ハイレバレッジは大きな損失のリスク
基本的に相場に絶対上がる・下がるの保障はない。不確定要素が多く気まぐれな生き物が相場だ。その為、常にリスク管理が必要だ。特にレバレッジを大きくした取引をしている場合は、利益も大きくなるが急な値動きで損失も大きくなることを肝に銘じておこう!
見ていない場所で相場が動く
FXの相場は24時間動き続ける。なのでいつでも取引できることが魅力ではあるが、ポジションを持ったらずっと気になってしまうのが通常だ。自分が相場を見ていない時に相場が動くことを考慮していないといけない。
だからと言って、ずっとチャートに張り付くのも辛いことだ。ゆとりを持った資金とトレード手法でFX本来の魅力を活かせるトレード技術を磨こう!
含み損が膨らむと強制決済など独自のルールがある
FXの取引口座に入れている証拠金に対して、一定の損失が出た場合、決済注文しなくても強制的に決済が行われたり、時には入金した証拠金以上の追加の証拠金(追証)を請求されることがある。特に国内口座は追証が必要となる場合が多い。利用する証券会社のルールを確認して取引を始よう!
まとめ
いかがだっただろうか?ここまで読んでくれたあなたはFXの基礎知識は十分ついたはずだ。ただ、トレードは基礎知識を付けただけで勝てる程甘くないことを最後に伝えておこう。トレードで勝つ為には、まずは知識と相場と言う戦場で戦う「確かなトレード技術」が必要だ。