FXライントレード!【5つの極意】トレンドラインと水平ラインの正しい引き方
さて、FXのトレードをするにあたり、あなたは「ライントレード派」?、それとも「インジケーター派」?
もし、ライントレードをするのであれば、「トレンドライン派」?それとも「水平ライン派」?
多くの人は、「ラインを引く為の知識」は知っている。
しかし、「実践で使える、正しいトレンドライン・水平ラインの引き方ができる」人は案外少ないものだ。
今回は、FXのライトレードの極意をお伝えしていこう!!
【この記事を読んだら得られること】
・トレンドライン、水平ラインを引くことの本当の意味がわかる!
・ライントレードの手法がわかる!
目次
ライントレードの【5つの極意】ラインを引く目的から実践まで!
そもそも何のためにラインを引くのかを考えてみよう!
多くのFXをやってる人は、「ラインを引くことはできる」のだけども、「本当に必要なラインのみをを引く」ことができる人はホントに少ない!。
例えば、チャートにラインを引いてみて~と言うとたいていこんな感じになる・・・・
ライントレードで一番大事なことは、
「トレードのシナリオを考える為のライン」を厳選して引くことが大切だ!
では、トレードのライントレードをする為の、「水平ライン・トレンドライン」の極意とは何のか?
それは、次の5つだと思う
②水平線やトレンドラインで「売る」「買う」のエリアを明確に分けること!
③ラインは「サポート・レジスタンスライン」と役割が切り替わることを理解する!。
④ライントレードではラインの際で勝負するのが鉄則!
⑤そもそも、ラインに正解はない。トレードして、勝てていれば、そのラインの引き方が正解!!
さっきの場面で実際に私いっしーが引いているチャートのラインはこんな感じ~。
さっきと比べて、実にスッキリしていると思う。
でもよ~く見ると、水平ラインはともかく、そのトレンドラインどうやって引いたの??ってのがあると思う。
それらについても順に説明していこう~。
FXライントレード(基礎) どの時間足に引く?皆が見ている水平ライン・トレンドラインの引き方!
それでは、ライントレードの【極意】、
①世界中のより多くのトレーダーが意識している水平ライン・トレンドラインを引くこと!
について説明しよう。
FXのトレードにおいて、世界中のトレーダーは「何に着目している」と思いますか?
おそらく、「高値」と「安値」に着目しているはず。
そして、同じ「高値」「安値」でも、トレンドの切り替わる「節目」に着目しているのだと思う。
つまり、「効果的に機能するライン」というものは、
「節目を捉えて引くことが大前提である」こと覚えておこう!
では、節目ってどの時間足で見れば良いの?ということになる。
チャートには、「時間足」というものがある。
主には「M1(1分足)」・「M5(5分足)」・「M15(15分足)」・「M30(30分足)」・「H1(1時間足)」
・「H4(4時間足)」・「D4(日足)」・「W1(週足)」・「MN(月足)」がある。
おそらく、この記事を読んでくれている多くの方は、「M5 」や「M15 」でラインを引きまくっている人が多いのではないだろうか?
日本では、「スキャルピング」のような短期トレードが流行っている(たぶん)。ただ、FXの市場は世界中の人達が取引している市場だ。
そこには、
・貿易実需(自動車会社が車を輸出、ドルを円に変換)や、
・海外旅行者が円をドルに変換、
・政府機関が為替の介入の判断をする
・機関投資家(銀行、保険会社、証券会社)、
・リスクと取って利益を狙うヘッジファンド
・我々のような一般投資家
が参戦しているのがFXの世界。
そのような市場で、「M5」や「M15 」のような超短期の時間足が着目されているとは到底思えない。
例えば一例を見てみよう。
M15 で見える「高値」「安値」に「印」をまず付けてみる。
これを、「上位足」に切り替えて、M15で見ていた「高値」「安値」がどのように見えるかを確認したのが下の図。
つまりは、M15足で見ていた「高値」「安値」は、上位足(H4 、D1)を見ているトレーダーにとっては、
「高値」でも「安値」でもなんでもないように見えるということ。
だからこそ、
水平線やトレンドラインを引く為の「高値」「安値」は、より「上位の足」である必要があるということだ。
おススメは、「H4(4時間足)」「D1(日足)」以上の時間足だ。
FXライントレード(基礎) 水平線やトレンドラインでエリアを分ける!
それでは、ライントレードの【極意】、
②水平線やトレンドラインで「売る」「買う」のエリアを明確に分けること!
について説明しよう。
FXのトレードで「負けている人」の多くは、
今「売るべきか?」「買うべきか?」に毎トレード迷うトレードをしている人ではないだろうか?
私自身、スクール生さんに「勝てるようになったきっかけは何ですか?」と聞かれると、
「エントリーの方向に迷わなくなった」と答えている。
はいっ。ではなぜ「トレードで迷わなくなったのか?」それは、水平線やトレンドラインを引くことで、
自分のシナリオでの「売るゾーン」「買うゾーン」を分けれるようになって、
それに忠実にトレードできるようになった からなんですね!!
水平ラインの引き方と特徴
それでは、まずチャートに「水平ライン」を引いていきましょう!
ポイントは、まずチャートを俯瞰(ふかん)して見る!!ということです。
こんな感じ。
一般的には、「2点を結んで~とか」「ヒゲの先端どうしを結んで~とか」いろいろラインの引く方法はある。
でもここで大事なことは、
「相場が急に止まったり」、「反転したり」「そこから急に動いたり」しているところを結ぶこと
のがポイントだ。
いっしーのやり方としては、
1.とりあえず一旦ヒゲ同士で結んでみる。
2.より多くの「節目」を意識できるよう、ラインをスライドさせて調整する。
3.今からトレードするのに直接関係ありそうなラインのみ引く。
そして、次に、その「水平線(ライン)」を引いたら、その水平ラインに対して、
「買うエリア」「売るエリア」を明確に意識することが重要だ。
ここで、ライントレードする時の水平ラインの特徴を整理してみよう!
・水平線を数本引くと、「売り」「買い」のゾーンがわかりやすい。
トレンドラインの引き方と特徴
続いて、トレンドラインの引き方について説明しよう。
先程と同じチャートにトレンドラインを引いてみるとこんな感じ。特にトレンドラインの引き方は色々あるが、 今回はより直近のトレンドの「節目」を意識して引いてみた。
トレンドラインを引くのは特にFX初心者さんにとっては難しいと思う。
「どこ」と「どこ」を結ぶのか?たくさん引けるし、これは、「上昇トレンド?」・「下降トレンド?」どっちで引くの?とたぶん悩むはず。
だけども、トレンドラインは、チャートの右側へラインを延長することによって、
これからの相場が進んでいったときの着目すべき「節目」を予め示していることが多い。
是非ともライントレードで上手く勝つために、トレンドラインの引き方を練習して欲しい。
ここで、ライントレードする時のトレンドラインの特徴を整理してみよう!
・トレンドラインに対しての、「売り」「買い」は位置によって変化していく。
・トレンドラインを延長すると、今後の相場展開の「節目」があらかじめわかる!
トレンドラインも水平ラインもどのチャートをみても、毎回下のように引ければ何も悩まない。
しかし、実際のチャートでは、まずこうなることはありえない。
逆に、色々考えて「沢山ラインを引いてしまう」と、どんどんトレードが難しくなってしてしまうのだ・・・。
だからこそ、「必要なラインのみ引く」ことが大切だ!
FXライントレード(応用) サポート・レジスタンスラインを理解しよう!
③ラインは「サポート・レジスタンスライン」と役割が切り替わることを理解する!。
さて、次に水平ラインとトレンドラインの役割は、
サポートライン・レジスタンスラインとして相場の動きに合わせて「役割」が変化することを理解しよう。
サポートラインとは支持線を意味し、レジスタンスラインは抵抗線を意味する。
先程、実際のチャートに水平ラインとトレンドラインを引いてみたが、どこに着目していたか?
それが下の図。
引いたラインに対して、どこで「サポートされて」、どこで「レジスタンス」となっているかを見ていたわけだ。
そして、1本のラインが、相場が進んでいくにつれてサポートラインにもなるし、レジスタンスラインにもなる。
ライントレードをする際のポイントは、このサポート⇔レジスタンスの切り替わりを意識してトレードすることにある。
・レジスタンスラインは、抵抗線を意味する
・水平ライン、トレンドラインはサポート⇔レジスタンスの機能を切り替えながら機能する!
FXライントレード(実践) いかにライン際を攻めるかが勝負!
④ライントレードではラインの際で勝負するのが鉄則!
いよいよライントレードの実践編だ。と言っても今までにお伝えしたこと以外に何か特別なことがあるわけでもない。
ライントレードで勝っていく肝は、「ラインの際」で必ず勝負する!ということに尽きる。
えっ、それだけ!?と思う人もいるはず。でもよーく今までのやり方で、水平線やトレンドラインを引いてきた目的を思い出してほしい。
全て、相場の「節目」、サポート・レジスタンスの切り替わるところに着目してラインを引いてきたはず。
ならば、そのラインの「際」でトレードすることが一番理にかなっているとうことになる!
⑤そもそも、ラインに正解はない。トレードして、勝てていれば、そのラインの引き方が正解!!
そして、最後に「ラインの引き方」には正解がない!!ということをお伝えしておこう。
実際には、上のチャートを見ても、ここにも引けるんじゃない?というところもあると思う。
おそらく、そのラインも正解だと思う。大事なのは、
「自分で引いたラインに忠実にトレードする事」それで、結果が上手く行っていれば全然問題ない。
だからこそ、どんどんラインを引く練習をしてライントレードをマスターして欲しい。但し、細かく引きすぎるのは要注意だ(笑)
・ラインに正解はない。トレードして、勝てていれば、そのラインの引き方が正解!!ただし、引きすぎには注意
まとめ
ライントレードの【5つの極意】はいかがだっただろうか?水平ラインやトレンドラインを引くことは、多くの人は知識としては知っていると思う。
しかし、我々はスクール活動で数多くのトレーダーさんと出会ってきているが案外、本当に意味のあるラインの引き方をしている人は案外少ない。だからこそ、スクールでは最初にラインの引き方をレッスンしている。
むやみやたらにラインを引くでなく、厳選された機能するラインを引いて、そのラインの際でトレードに徹することをしていけば自ずと勝てるトレーダーになってくるはずだ!