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初心者を迷わす株の終値と始値の疑問と値幅制限

 
owarine
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いっしーFX
黒ラブをこよなく愛するFX専業トレーダーいっしーです。師匠のプロトレーダーヤスと出会い弟子入り。現在は、100人を超える、FXスクールFTAのサブ講師&アシスタントをしながら自身のトレードスキルをさらに向上中~。様々なFXトレーダーさんと出会っていく中、自らの視点でもFXトレードに関することをお伝えしていきます。

株の取引を始めるとよく目にするローソク足、
それに移動平均線を加えることによりトレンドが見えてきます。


通常、チャート分析では「終値」ベースで株価のトレンドや、
売られ過ぎ、買われ過ぎなどが判断されています。


まず、チャート分析よりも初心者が知っておきたい株の価格の決まり方ついて解説します。

 

株の終値とは?

「終値」は取引時間における最終価格を指します。
「引け値」ともいいます。
「始値」は取引時間の最初につけた価格、
「高値」は取引時間における最も高い価格、「安値」は取引時間における最も低い価格です。

 

マーケットが開いている時間を知る

まず、株取引できる時間帯を知ることです。

私たちが直接株取引をできる時間帯は、
平日の朝9時から11時30分まで(前場)と12時30分から15時まで(後場)となっています。


証券取引所の取引において、
前場(ぜんば)と後場(ごば)の最初についた取引(またはその値段)のことを「寄り付き」といいます。


単に寄り付きといった場合には、前場の寄り付きを指すのが一般的です。


一方、証券取引所の取引において前場と後場の最終の取引(またはその値段)のことを「引け」といいます。


通常、前場の引けを前引け(ぜんびけ)
後場の引けを大引け(おおびけ)といいます。
なお、寄り付きと引けの間の、
普段行われている取引のことを「*ザラバ」といいます。

 

マーケットで前日の終値と始値が何故違うのか?

前日の株価の終値と翌日の始値には関係性がありません。
買いたい人と売りたい人のバランスにより始値が決定します。

 

株価はどう決まるのか?

株式投資の仕組みは、

「誰かが買い、誰かが売る」この仕組みで成り立っています。

株板を簡単に説明すると!!


Aさんが3万円で株券を買いたい
Bさんが3万円で株券を売りたい
取引売買の条件が揃ったときにAさんは株券を購入することが出来ます。


そして、Bさんは株券を売ることができるというわけです。
この取引を仲介しているのが証券会社になるわけです。


この株の売買、仕組みがマーケットが開かれている間 常に行われています

 

前日の終値と始値の関係性がなく、
終値と始値の価格がバランスにより決定することを簡単に説明すると!!


・Aさんが6万円だしてもいいから株を買いたい
・Bさんは5万円で安く株を買いたい
・Cさんは6万円で株を売りたい
・Dさん7万円で高く株を売りたい


この場合、Aさんの6万円で買いたいと

Cさんの6万円で売りたいの思惑が一致しています。

一致しているので、ここで売買が6万円にて成立します

この日の取引は これで終わりましたので終値が6万円になりました。

翌日のマーケット

・Aさんが昨日買った株を7万円で売りたい
・Bさんが昨日は買えなかったから6万円で買いたい
・Cさんは昨日売ったから今日はお休み
・Dさんは今日は8万円で高く株を売りたい

・Eさんは7万円以内で株が欲しいなぁ」

本日、最初の取引

Aさんの7万円で売りたいとEさんの7万円で買いたい」の思惑が一致しています。

一致しているので、ここで売買が7万円にて成立します。

この日最初の取引でしたので始値が7万円になりました。

前日の終値6万円とは同額になっていませんよね。


前日の終値と始値は関係性がありません。

株は「買いたい人」と「売りたい人」の思惑が一致したときに初めて取引が成立します。

 

終値で買う(売る)株価を考えているワケではありません。

前日の終値は、あくまでも「前日の最後に取引された株価」です。
翌日の始値が前日の終値からはじまるわけではありません。

前日の市場が終わった時に、
その株の企業が、好業績を発表すれば、

買いたい人が殺到し翌日の始値は前日の終値より高い始値で始まることがあります。


逆にマイナスのニュースが流れた際は、
売り注文が殺到して、前日の終値よりも株価が安い始値になる時があります。

 

株価の始値に影響するものは?

始値は、あらゆものに影響されて決定していきます。

△対象企業に関する業績などのニュース
△相場全体の活況度
△ナスダックや先物などの他の市場状況
△円高・円安などの外部環境
△国内・国外の国政状況
△投資家の注目度等です。


始値は終値に影響するものではなく、市況などに影響します

 

前日の株価の終値が関係するモノ

前日のマーケットの終値は翌日のマーケットの値幅制限に関係してきます。
よく耳にするストップ高・ストップ安の基準です。


ストップ高・ストップ安とは?

国内のマーケットは、
1日にうちに株価が極端に上がりすぎる、

もしくは下がりすぎるのを抑える為に、
株価に応じて1日の株価の上限・下限を設けています


△ストップ高・・ 値幅制限いっぱいまで株価が上昇すること
△ストップ安・・ 値幅制限いっぱいまで株価が下落すること


私もマーケットの値上がり・値下がりランキングとストップ高銘柄とストップ安銘柄を必ず観ています。


前日の終値はストップ高やストップ安の株価に関係してきます。
もちろん前日、
最後にいくらで取引が終わったのかなどの目安にもなります。

 

値幅制限とは?

株式取引において、1日で変動できる株価の上下限を制限したモノ。
投資家を保護する目的で、株価の極端な暴落や高騰を避けるために設定されています。
前日の終値を基準として、株価の価格帯により設定価格は異なります。

*アメリカのニューヨーク証券取引所やNASDAQ、香港証券取引所には値幅制限という制度が存在しません。

ただし、ニューヨーク証券取引所やNASDAQにはサーキットブレーカーという制度があり、
急激な株価下落に対しては取引が一時的に中断されることがあります。

銘柄の株価 値幅制限(上下)

100円未満
30円
100円以上~200円未満
50円
200円以上~500円未満
80円
500円以上~700円未満
100円
700円以上~1,000円未満
150円
1,000円以上~1,500円未満
300円
1,500円以上~2,000円未満
400円
2,000円以上~3,000円未満
500円
3,000円以上~5,000円未満
700円
5,000円以上~7,000円未満
1,000円
7,000円以上~1万円未満
1,500円
1万円以上~1万5千円未満
3,000円
1万円5千円以上~2万未満
4,000円
2万円以上~3万円未満
5,000円
3万円以上~5万円未満
7,000円
5万円以上~7万円未満
1万円
7万円以上~10万円未満
1万5千円
10万円以上~15万円未満
3万円
15万円以上~20万円未満
4万円
20万円以上~30万円未満
5万円
30万円以上~50万円未満
7万円
50万円以上~70万円未満
10万円
70万円以上~100万円未満
15万円
100万円以上~150万円未満
30万円
150万円以上~200万円未満
40万円
200万円以上~300万円未満
50万円
300万円以上~500万円未満
70万円
500万円以上~700万円未満
100万円
700万円以上~1,000万円未満
150万円
1,000万円以上~1,500万円未満
300万円
1,500万円以上~2,000万円未満
400万円
2,000万円以上~3,000万円未満
500万円
3,000万円以上~5,000万円未満
700万円
5,000万円以上~
1,000万円
参考までに!!

※ジャスダック銘柄などについては若干上記と値幅が異なります。

値幅制限(ストップ高、ストップ安)の拡大がある


極端に買われているか、極端に売られている場合に値幅制限の拡大が行われます。

◎ここが投資家にとっても狙い目です。


東証では、下記の条件が全て満たされた場合、値幅制限が拡大されます。
①3営業日連続で、ストップ高 または ストップ安が続くこと
②3営業日連続で、*ザラ場中の出来高がないこと

〇 ザラ場とは?
寄付から引けまでの間の取引時間のことをいいます。
寄付や引けでは、売り注文と買い注文を整理してまとめて売買を成立させる板寄せ方式を採用していますが、
ザラ場では値段優先で、条件が同じであれば発注が早いものから売買を成立させるオークション方式を採用しています。

③3営業日連続で、*比例配分がないこと

比例配分とはなにかを簡単に説明します。

ストップ高やストップ安というのは、
売りと買いの数が合っていないために起こります。


たとえば、
売り10万株に対し、買い1万株なら、
売り気配が強くなり、ストップ安となります。

この場合に、ストップ安のまま大引け(15時)を迎えると、
1万株だけストップ安の値段で約定させることになります。

このとき、買い1万株にたいして、
売り10万株なので、当然売り注文を出している人たち、
全員が約定できるわけではありません。

では、どうやって決めるかと言うと、
この場合、10万株の売りを出している人たちの中から、
抽選で決めることになります。

つまり、3営業日連続で、
「ストップ高・ストトップ安が続き、出来高がなかった場合に、値幅制限の拡大が行なわれます。

 

ストップ配分時の注文はどうなる?

(比例配分の割り当て)

その日に売買が成立せずストップ配分となった場合は、
東京証券取引所などの取引所配分ルール」に則り、証券会社毎に株数の割り当てが行われます。


各証券会社に取引所より配分された株式を、各証券会社のルールに則り、注文者へ割当てます。

※マネックス証券 / SBI証券 / 楽天証券は「時間優先」となります。

つまり、早く注文した人から割当。
証券取引所 ⇒ 各証券会社 ⇒ 注文者 の順に割当て(配分)されていきます。

また、値幅制限の拡大は どちらか片方の値幅のみ2倍に拡大されます。

△ストップ高が続けば、上限の値幅のみ2倍に拡大する
△ストップ安が続けば、下限の値幅のみ2倍に拡大する


それぞれ制限値幅が拡大されます。

なお、制限の解除は2倍の値幅に拡大された後に、
その制限値幅以外の売買で成立すると、翌営業日から通常の値幅制限に戻ります。


*4営業日連続で出来高なしのストップ高にならないなどです。

株価が動く!!

値幅制限の銘柄は株価が大きく動くことになります。
ストップ高なら投資家にとって大歓迎です。

 

夜にも株取引ができる?

株のトレードは日中しかできないものでした。
しかし、夜間取引(PTS)ができる証券会社が出てきました。

〇PTS夜間取引の特徴は?

①夜間でもリアルタイムに取引が可能です。
②安く購入できる可能性あります。
③証券取引所の取扱い時間外でも取引が出来るメリット
④決算発表後に取引が出来ること


株価の終値を見て次の日マーケット前に取引できることは仕事で忙しい投資家にも有利です。

 

〇PTSの注意点とは?

PTSは各証券会社の*私設取引のシステムです。
上場している全ての銘柄が取り扱えるわけではなく、決められた銘柄のみ取扱が可能です。


また、流動性(取引の活発度合い)も 利用人数が多い各証券取引所よりは低くなります。


板が薄いというデメリットがありますが、
PTS 市場で買い板が熱いと次の日のマーケットに反応します。


しかし、逆もあります。


その日のマーケットよりも安く買える時もありますが高値つかみもあり得ます。


とはいえ、夜間などに取引できるPTSのシステムは、
売買のチャンスが広がり重宝します。


私も次の日のマーケットで仕込む前にPTS 市場を見てから買いや売りの注文を出しておくことがあります。

 

寄り付きは初心者が決めて大引けでプロが決める

初心者が知っておかなければいけないことがあります。
サラリーマンや主婦はマーケットが開いている時には忙しいので取引ができないことがあります。


そのため、前日の夜や、当日の朝のうちに注文を済ませておくことが多いと思います。
すると、*寄り付きの価格は極端になりがちです。
安すぎるたり、高すぎたりする価格で取引されることが多いと言うことです。


一方で、プロの投資家は投資が本職であるため、
主に日中に取引を行うこととなります。

ですから、サラリーマンや主婦の取引の行動特性も理解しています。
そこで、プロは理不尽な株価を日中に修正します。
流れた資金が食い物にされる訳です。


プロの投資家は翌日に株式を持ち越してはならないというルールを設けている場合があります。


日中にポジションを整理しなければならないため、
大引けにてポジションの大部分を決済することとなるのです。


この事を知っておく必要があります。
マーケットが開いてからの寄り付き、始値に過剰な価格がつくことがある。


そこで、プロの投資家は取引時間外にまで株式を保有して、
余計なリスクをとってはいけないという規定を持っている場合がありますから、

大引けまでにポジションを決済する傾向があります。

◎株式投資の初心者は楽観的で、寄り付きに株を買いやすい
◎プロの投資家は悲観的で、大引けに株を売りやすいとも考えられます。


その結果、日中に株価が上昇した銘柄は、
翌日の寄り付きまでにさらに上がる可能性が高いということが考えられます。


そして、逆に日中に株価が下落した銘柄は、
翌日の寄り付きまでにさらに下がる可能性が高いということが考えられます。


どうでしょうか?
株価の終値がマーケットの価格を決めるということ、株価の終値から見えてくるモノがあります。


高値をつけた銘柄や安値をつけた銘柄を見ることはとても大切です。


マーケットが開き、直ぐに売買するのではなく、
前日に仕込んでおいて売買することが命運をわけます

今までの「対面」でのFXスクール活動を通じて身につけた、
「実践的なトレードノウハウ」を無料メルマガで配信することにしました。


私、いっしーのFXで勝てない時から、
今に至るまでの実体験を基にお伝えします。

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是非、日々のトレードに役立ててください。

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いっしーFX
黒ラブをこよなく愛するFX専業トレーダーいっしーです。師匠のプロトレーダーヤスと出会い弟子入り。現在は、100人を超える、FXスクールFTAのサブ講師&アシスタントをしながら自身のトレードスキルをさらに向上中~。様々なFXトレーダーさんと出会っていく中、自らの視点でもFXトレードに関することをお伝えしていきます。

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