決めたら守ろう長期的投資にもルールがある
株式投資に向かう姿勢は、人それぞれです。
投資期間や投資金額などによって大きく変わってきます。
FX やレバレッジ型の短期トレードなどで、
値動きを狙うデイトレーダーと毎月こつこつと投資をして、
配当金などを狙う長期投資とでは根本的に投資に対する姿勢が異なってきます。
その中で、必ずやっておいてほしいことは、
投資目標をしっかりと立てておくこと、
そして株式投資をやる上でのマイルールを決めることが重要となってきます.
目次
株式投資損切りのルールの決め方
自分ルールの決め方とは？
目標株価、損切り株価をあらかじめ決めておくことです。
例として、利益の場合、株価が10％上がったら利益確定する。
損失の場合、株価が10％下がったら損切するといったルールを決めることです。
投資でデイトレードをするなら損切りルールが必要！！
株式投資のの格言に「損切りは早く、利は伸ばせ」というのがあります。
理論上では、ある投資戦略の成功率が五分五分であるとするならば、
＊利益確定のポイントを損切りのポイントよりも少し大きく取ることで、
トレードを重ねるほどに利益が積み上がっていくことになるわけです。
例として、たとえば
「含み益が10％になったら利益確定、含み損が5％になったら損切りする」というルールにしておけば、
トレード回数が増えるほど資産が増えていくという仮説が立てられます。
目安としては、
株式の買値より5～10％下がったら損切りを行うというルールを設けるのが良いと思います。
もちろん、景気回復局面で、
株価が上昇傾向にある場合は、損切りラインはそれより小さくても構いません。
しかし、損切りラインのルールを決めたら、必ず守って下さい。
例として、100万円の資産を年利3％～10％で利益をあげて行きたいと目標を設定したら、
単純に三万円以上利益がでたら株式を売り利益確定を繰り返えせば良いのです。
そこで、100万円の資産から2％下がったら損切りをするというルールを決めるとします。
2％というと、二万円下がったら損切りを繰り返すということはとても簡単なようですが大変です。
マーケットによっては売買を繰り返しても利益が出ない場合が続くことがあるでしょう。
しかし、100万円を投資して3％の利益がでたら利食いして、
2％のマイナスが出たら損切りをすると決めたのであれば、
そのルールに従って株式投資をするトレーダーが最後には勝つことのできる投資家です。
繰り返しになりますが株式のトレードを始めると2％と損切りのルールを守ることはとてもシビアです。
下落相場の時には勝てない日々が続くことと思います。
しかし、ルールを決めることで銘柄選びやチャートを覚えることがとても大切になってきます。
投資のルールを決めたら必ず守ろう！！
金額が10万円でも100万円でもルールを決めたら確実に守ることが大切です。
また、株式投資のトレードで100万円の資産をひとつの銘柄に絞って投資をする人は稀だと思います。
10万円で買える銘柄を10本買っても、
ひとつの銘柄が3％以上の利益が出たら売り、
2％の損失が出たら損切りするこのルールを決めたら確実に守ることが大切なのです。
長期的な資産運用では短期的な値下がりはあまり気にしない
長期的に安定銘柄と呼ばれる大型銘柄を保有する場合でも年間20%前後の値動きがあります。
そこで、その半分の10％程度株価が値下がりした場合、
さらなる大きな傷を被らないためにも損切りするルールを作っておくことが望ましいと言われています。
一方、長期運用といえども、
ある程度株価が上昇したら一度利益確定のためいったん売却を行うと資金効率の観点からもよいといわれていますので、
20%上昇したら売却するなどのルールを作っておくとよいでしょう。
ルールを決めておけば利益確定も難しくない
株式投資では多くの人が、株価の上昇下落問わず、
まだ大丈夫と安易に考えてしまいせっかくの利益を確定できなかったケースや、
損失を広げてしまうケースがかなりあります。
このような事態を防止するためにも、
自分の中でルールはきちんと決めて、
どんなに苦しくてもルールに従い取引することが＊長期で資産運用していく際のコツにもなります。
逆に運用期間を決めておきそこまでは絶対に株式を売却しない、
ここまで株価が上がるまで売却しないと決めることでも良いと思います。
何故なら、長期的な株式投資で利益確定することは初心者にはとても難しいことです。
しかし、一度利益を確定することで株価の動きにとても敏感になることができるでしょう。
勇気を出して現在の株価が高いと感じたら利益を出すことが良いと思います。
また、日本の株式の配当利回りは2％程度です。
そこで、その2倍にあたる4％上昇したら売却を行えばいつもの配当利回りの2倍の利益が手に入ることになります。
2年分の利回りを手に入れたら売却する、
3年分、4年分の利回りを得たのだから売却するというルールでも良いと思います。
中期的長期的な株式投資のマイルール
株式投資のトレーダーであれば、細かなルール表のようなものを作り、
色々な手法を試して失敗を繰り返して反省をメモしながら、毎日復唱しているなんてこともあるかもしれません。
しかし、中期、長期投資ならば細かいルールを作る必要がないと思います。
そこまで厳密な投資をする必要はありません。
しかし、最低限のルールは決めておくことをおすすめします。
①自分のわからないものには投資しないこと
先物取引やオプション取引、
仮想通貨投資、IPOなど儲かるからと意味もわからず投資をしても勝てるわけがありません。
投資は自己責任です。
たとえ誰かの助言によって損したとしてもその判断を下したのは自分自身なので、
自分の失敗は自分で処理しなければいけません。
大切なのは自分が理解できるものだけに投資するということです。
理解できないものに投資するということは自分が今何をやっているのかわかっていないということです。
ですから、わからない金融商品には投資をしないこと、自己責任の原則を大切にしましょう！！
②投資しようとする企業について最低限知ること
企業の株式を購入する前に、
最低限の企業分析や株価のチェックをすることは絶対にしてください、
13年間で資産を700倍に成長させた伝説のファンドマネージャーであるピーター・リンチ氏は言っています。
分析をせずに投資するのはカードを見ずにポーカーをやるようなものだ！!
その企業業績の推移やビジネスモデルやキャッシュフローの推移と各種指標の確認は最低限して欲しいです。
③保有株に変化はないかチェックすること
毎日決まった時間に株価をチェックする人、
週末に一回チェックする人、これは好みの分かれるところかもしれませんが、
少なくとも長期的な株式投資でも半年に一回、一年に一回位チェックして欲しいです。
投資信託、インデックス投資でもリバランスも必要です。
習慣にするのであれば長期的な投資でも毎日簡単に株価の変動と関連するニュースが出ていないのかを見るだけでも良いと思います。
③新しい情報を得ること
ある程度の経済知識やトレンド、ニュースは追っていくようにして欲しいです。
事細かに見る必要はありませんが、
アメリカの主要な経済指標や日本でどのような変化が起きているのかくらいは把握しておいたほうが良いでしょう。
投資のアイディアはそこらへんに転がっているものです。
どういった店やサービスが流行っているのかと言うことやどういった変化が日本で起きているのかなどアンテナをたてましょう。
④その企業を信じることができるのか？
将来性があると思いその企業に投資をしたのですから、
その企業に投資した理由は何かを明確化しておき、
その前提条件が崩れたから株価が下がっているのか、
それとも思惑によりただ売られているのかを読み違えないように慎重に判断するということが大切です。
本質を見極めましょう。
【最後に】
〇投資ルールの作り方に答えはない
投資ルールの作り方ですが、これについては明確な答えを出すことはできません。
人それぞれ投資金額や投資方法、生活スタイルも違いますから。
結論から言ってしまえば、株式投資は長く続けて自分で経験値をためていくしかありません。
そして、その中で自分に適した、自分が無理なく投資できる運用哲学・投資ルールが作れるようになっていくのです。
株式投資で一番やってはいけないことは、
立ち直れないほどの傷を負わないということです。
投機的な投資、一か八かの投資をして株式市場に戻れなくなってしまっては、
せっかくのチャンスを逃すことになってしまいます。
まずは、余裕資金で投資を行う、
最低限その投資が失敗したらどれくらいのお金を失うのかは意識しながら経験を積んでいって、
オリジナルの投資ルールを作っていってください。
今までの「対面」でのFXスクール活動を通じて身につけた、
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私、いっしーのFXで勝てない時から、
今に至るまでの実体験を基にお伝えします。
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是非、日々のトレードに役立ててください。
質問も受け付けてます(^^)/
投資Fan運営者 いっしー
