投資デビューするなら、ベストなタイミングはいつ?
ビットコインが盛り上がると新規の口座開設が増えて、
ビットコインが暴落すると口座開設する人がいなくなる。
証券業界も株価が上がっている時期には新規口座開設ラッシュになり、
株価が下がっているときには口座開設希望は閑古鳥になるのが通例だそうです。
いつからマーケットに参加すればよいのか?
悩むのもわかりますが、投資を始めるタイミングは早ければ早いほど有利です。
現在の景気が良いか悪いか、今の株価はいいか悪いかは愚問と言えます。
市場の様子を観るのも大切ですが、それは始めてからでないと意味がありません。
投資デビューのベストなタイミングは、「株価」よりあなたの「ココロ」の中にあります。
目次
投資のタイミングは下がり相場のとき
あえて相場のベストタイミングを限定するとすれば、「株価が下がりまくっているとき」です。
なぜなら、株価が回復に転じることで、普通に銘柄選択をしていても、大きなリターンを得ることができるからです。
相場は上がり続けることもなければ、下がら続けることもありません。
相場が悲観的な時に投資を始めるのは不安もありますが、相場が下がっているときこそ買いタイミングでもあります。
ここ数年でいえばアベノミクス前夜、
日経平均株価が10000円を割っていたころに投資デビューをしていれば、
そのころに買っていた銘柄はおそらく何を買っても大きなプラスとなっているでしょう。
最近のように数日で日経平均株価が数千円下がろうとも焦る必要はまったくありません。
しかし、心理的にはこの時期のデビューはなかなか困難です。
株価が下がり続けている時期には「もっと下がるのではないか」と考えるので投資デビューを見送ってしまいます。
しかし、投資を始めるタイミングはいつでもよく、始めようと思った時が株式を買うベストタイミングです。
長期的な投資スタイルでアメリカのダウ平均に連動するインデックスファンドは、
過去20年間のチャートをみればわかりますが、
保有し続けているいる人はどのタイミングで購入しても儲けています。
長い目でみれば株価は下がったのちに再び上昇に転じます。
経済が基本的には成長するからです。
そして、毎月一定額の積立投資を行なうと、
最安値から半分程度戻っただけで投資資金としてはプラスに転じます。
まずは投資を始めることデビューすることが肝心です。
確かに初心者の高値つかみがあります。
しかし、株式を購入してポジションをとることはリスクがあってもとても良い投資経験になります。
投資で儲けるためには経験が必要!!
少額から始めてこつこつ積み立てる長期的な投資は、投資デビューするには良い投資方法です。
しかし、リスクをとること、トレードを重ねて失敗することにより、経験値をあげて投資で儲けることがやっと可能になります。
投資信託を買い続ける*ズボラ投資もよいのですが投資で成功する体験は得られません。
投資で成功する、儲けるためには大きな成功体験も大切です。
▲少額で毎月積み立てる投資スタイルでは大きな利益を得ることはできません。
だからこそ長期投資は堅実な投資方法とも言えます。
しかし、投資で成功するためには自分で銘柄を選んで安い時に買って、
高い時に売り抜けることができて始めてその経験から儲けることができます。
成功体験を得ることで、FX や不動産投資でも勝つことができるのです。
それには勉強と失敗とトレードを繰り返す必要があります。
お金が貯まってから投資デビューはタイミングが遅すぎる
まとまったお金が手に入ったら投資デビューと考えるのは、実は最悪のタイミングです。
昔と違い、投資は少額から可能です。
「お金が貯まってから」や「投資をするのはもうちょっと勉強してから」と考えることは間違っています。
投資をデビューする前の簡単な知識は必要ですがお金を投資をするリスクをとってから勉強することで知識がつきます。
お金を使わないでデモトレードをしても知識が全くつきません。
実体験はむしろ知識を呼び寄せてくれます。
実際にお金を投資に回したほうが、
経済情報や投資知識を習得する意欲が高まるからです。
実践力には叶いません。
とにかく、サクッと始めてしまうほうが実はタイミングがよかったりします。
投資金額を少なくして、借金では投資しないこと、
それだけ守ればいいのではないでしょうか?
1000円でもよいから、投資デビューしてしまえば、
どんなに損をしても1000円以上は損をしません。
しかし生きた経験を得られます。
投資デビューをしたら勉強し続けること
投資を始めると必ずマーケットの凄まじい乱高下を経験するでしょう。
そのときに悲観的になり売ってしまい、株価が回復しても高値で買えないことや、
マーケットの凄まじい下げ幅で損切りができないということが起こります。
損失を少しでも少なくするためには日々の投資の勉強が大切です。
株式は、「安いときに買って、高いときに売る」ということですが、
現実にはほとんど不可能です。
そして、理想は「市場が最も安い時に投資する」ことですが、これも不可能です。
基本的に「市場を予測する事は、不可能」なので、現実的には出来ません。
よって、正解がありません。
だからこそ、投資デビューしてからも勉強が必要なのです。
投資のタイミングとスタイルはそれぞれ
毎月積み立て投資でも複数にわけて投資をする方が有利なのか?
という疑問があります。
タイミングよく、どうせなら下がった時に買いたいのが投資家です。
しかし、インデックスファンド等の積み立て投資のタイミングはあまり気にしないでこつこつ同じタイミングで投資をすること、とにかく、長く続けることです。
毎月1回と決めて機械的に買っていくと、
何も考えなくてもいいメリットはありますが、自分で決めるという楽しみはありません。
そこで、おすすめなのは例えば月1回は決めた日に買うけれど、
あと1回は自分が下がってると思った時に買うというようにすれば、相場を見る楽しみも増えると思います。
株式投資のタイミングには正解はありません。
また、お話しした通り、FX積立や投資信託のような金融商品であれば月1回買うのも月2回に分けて買うのも結果に大差はありません
値動きが大きい商品は購入するタイミングをわけた方がよい。
分けて買った方が有利かどうかは金融商品の値動きによって答えが違ってきます。
仮想通貨のように値動きが大きいものは複数回に分けて買った方が有利だと思います。
特に、ビットコインのマーケットは価格が安定していません。
そこで、同じ金額でも投資するタイミングを複数回にわける必要はあると思います。
この事は、株式の個別銘柄でもトレードするときは前場と後場にわける、
もしくは日をおいてから投資をすることも大切です。
しかし、インデックスファンドのような値動きが戻ってくるモノは
短期トレードやスキャルピングを行う人以外は気にすることはないと思います。
まとめ
投資デビューのタイミングは人それぞれで自分自身で決めることです。
投資デビューしてからも買いや売りのタイミングで悩むでしょう。
売買のタイミングにも明確な答えがないのが投資です。
売買タイミングも人それぞれでしょう。
投資のスタイルやタイミングを知るためには経験と勉強が大切です。
毎月積み立てる長期的な投資でも高値で買い、安く売り、そして投資を止めてしまう人が本当に多いです。
簡単な積み立て投資でも相場のタイミングやトレンドを知らないと損をしてしまいます。
タイミングよく口座を開設して、タイミングのよい投資を心掛けて下さい。