ほったらかしでお金が増えるインデックス投資で勝つためにはどうすれば良いのか?
投資ふぁんのサイトでもインデックスファンドについて紹介してきました。
インデックス投資は、
まず証券会社にNISA口座や積み立てNISA口座を作り、
人気のあるインデックスファンドに投資し続けるだけです。
もちろん、ポートフォリオの組み立てを考える必要がありますが、
海外のヴァンガード社等のS&P500に連動するETF だけでも構いません。
そして、投資をすることを決めたらただ毎月投資をし続けるだけです。
やることはほとんどない楽ちんな投資法です。
しかし、それでも勝てない人がいる。
そこでどうすれば勝てるのか?
どのようにしていけばインデックスファンド投資で勝てるのかズバリ教えましょう。
目次
インデックスファンド投資のこころがまえ
ズバリ言ってしまうと
インデックスファンドに投資を始めたら相場の上げ下げ、
価格にこだわらずに投資をし続けること、
それが一番投資に勝つ方法だと思います。
ここで投資に勝つとはどのようなことかというと、
投資した金額よりも少しでも元金が増えていれば、リターンがあれば勝ちなのです。
考えて下さい。
現在、銀行に預けても金利がつきません。
そこで、
投資信託の平均的な年利率1%~3%を狙っていければ良い商品です。
投資が趣味でもなければ仕事でもないのですから、
インデックスファンド投資により投資にかける時間をできるだけ減らして、
空いた時間を有効に使い、
仕事や趣味や家族のために資産運用をしていこうということが大切なのです。
そうです。
何もしないでほったらかしにしておきましょう。
マーケットを観ていても勝てないのだから観ない
株式のトレードで勝てる人は一握りだと言われています。
株式投資で個別銘柄を購入すると、
どうしても毎日の相場が気になってしまいます。
私たちは、毎日株式相場をウォッチするために生きているのではありません。
そこで皆さんには、
株価とニュースに振り回されて仕事もおぼつかなくなってしまわないようにしてほしい。
そんなことは金融のプロが仕事としてやれば良いし、
トレーダーがすることです。
しかし、その金融のプロですらインデックス(市場平均)にはなかなか勝てないというのが現実です。
ですからこの際、
割り切ってインデックスファンドに投資したら、
あとはほったらかしにしてしまいましょう。
兎に角積立設定を決めたら何もしないこと
インデックスファンド投資を積立てNISAで始めるのか、
NISA口座で始めるのか、別のアプローチから始めるのかは個人の判断です。
しかし、インデックス投資は、
最初に積み立ての設定をしてしまえば、
毎月の作業が自動化できます。
つまり投資家としては資産をただ持っているだけで、
「何もしない」時間がほとんどになります。
何もしないということは、本来簡単なことのはずです。
しかし、何故か勝てない。
失敗してしまう人がいます。
それは何故なのか?
この情報化社会では、
TVや新聞やSNS から様々な情報が流れ込んできます。
いざ相場下落の情報が流れてくると、
どうしても自分の保有資産の損失額が気になりだします。
世界のトップが変わったり、
世界情勢が変わればマーケットが動きます。
その時に、新聞は連日
「世界同時株安」「最安値更新」などと、
まるでこの世の終わりのように煽りの報道がなされます。
その時に人間の心理として、
いっそ保有ファンドを全部売ってしまい、
損失を食い止めたいという衝動に駆られることもあるでしょう。
しかし、もう一度思い出して欲しい。
アメリカのインデックスファンドは、
長期的には右肩上がりに成長していることを。
たしかに、インデックスファンド投資にも小さくないリスクがあります。
しかし、長期的に投資をすることにより、
リスクをある程度コントロールできるのもインデックスファンド投資の特長です。
もう一度言いましょう。
長く続けていれば、
儲かることもあれば損することもあるでしょう。
しかし、リスク許容度の範囲内であれば、
一喜一憂する必要はありません。
長い目で見れば必ず経済は成長していきます。
それは、歴史が証明しています。
アメリカの資本主義経済の発展の恩恵にあずかって行きましょう。
インデックスファンド投資の心理に勝つ為には
投資は心理戦です。
不安な気持ちに打ち勝つ、
インデックスファンド投資を長く続けるためのマインド、
心理に勝つ方法をいくつか紹介します。
その前に1つ何故?大手の証券会社や銀行はインデックスファンドをススメないのか?
それは、投資家の不安心理こそが、金融機関の商売の種だからです。
銀行等は、
現在の日本の経済や政治から投資家の不安心理につけこんできます。
そして、損失が出ているファンドは売却して、
今後有望なこちらの新しいファンドに乗り換えて取り戻しましょうなどと言ってきます。
新しい金融商品の売買を促進することで、
金融機関は手数料収入を得られるわけです。
*投資は人任せにしないことです。
①不安材料だけでファンドを売却解約しない
インデックスファンドをETF 等を売却したくなったら、
その理由は合理的なものかどうかを考えるようにしてください。
ただ、マーケットが下げ相場だからと売却してはいけません。
それが有事だとしてもです。
信じて下さいマーケットは必ず戻ります。
損切りの考え方はファンドにもよりますがインデックスファンドは個別銘柄の投資とは違います。
仮に、子供の教育費やローンの組み換え等でライフプランが変わったということであれば、
これはファンドを売却してキャッシュを確保するのが合理的です。
②毎月同じ日に同じ金額を投資する
まず、銘柄は一度に購入するのではなく、
毎月一定額というように時間を分けて投資することで、
高値で購入するリスクを減らす事ができます。
この手法を*ドルコスト平均法といい、株式投資でよく見られる購入方法です。
ETF や投資信託の長期投資では
目先の利益よりも金融商品の枚数を増やすことが重要です。
マーケットに不安を感じるような局面でも、
毎月強制的に同じ金額を積み立てることで、
気持ちを抑えて予定どおりの投資をすることができます。
マーケットに不安な材料があっても、
いざ買ってしまえば今度は安い時にたくさん購入できたから良しとしようと自分を納得させようとする心理が働きます。
また、マーケットが上げ相場であれば、資産が増えてうれしいという気持ちになります。
心理的ことですが、
上がってもうれしいし、下がってもうれしいということになるのです。
心理学では、「認知的不協和」というそうです。
それは、心の中にある矛盾を解消しようとする心理作用のことです。
そのように考えることができれば相場に勝つことができます。
インデックスファンド投資は、
資本主義経済全体が今後も発展していくという期待に賭ける投資法です。
信じることが大切です。
ですから、最初は少額からでもいいのです。
そして、あまり細かい投資タイミングを気にせず、
長い目で見て少しずつ投資額を積み上げていけばよいのではないかと思います。
③マーケットの歴史を学ぶ
やはり、ウォール街のランダムウォークと敗者のゲーム―金融危機を超えては、
インデックスファンド投資のバイブルと言って良い名著だと思います。
また、インターネットでダウ平均株価やS&P500の長期的なチャートを観ることをオススメします。
1930年から直近までのチャートが見られるはずです。
繰り返しながら右肩上がりのチャートが見られます。
ネット等で調べると世界経済が右肩上がりに成長していることがわかる筈です。
長期的に国際分散投資していれば、騰落はあっても右肩上がりなのだという事実にほっとするはずです。
インデックスファンド投資で大切なこと
◇リスク資産割合予算を決める
これは家庭や年齢によっても違ってくると思います。
インデックスファンド投資でもリスクがあります。
毎月貯金とは別にどの位投資するのかよく考えてから始めるべきです。
そして、その資産の割合も一年に一度見直しましょう。
◇現金・債権・株式・割合ポートフォリオを決める
国債や株式や仮想通貨をポートフォリオに組み込むことはすべてではありません。
インデックスファンドと貯金でも構いませんがあらかじめポートフォリオを決めてから始めるべきです。
◇ファンドを決める
海外のETF は組み込んでもらいたいオススメです。
https://toushi-fan.com/sp500etf-voo-spy/
https://toushi-fan.com/index-fund/
◇一年に一度か二度のリバランス
リバランスとは、 複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、
資産の再配分やをリバランスといいます。
ポートフォリオの組み方を見直しましょうということです。
まとめ
インデックスファンドはほったらかしで良いので最強の投資方法ですが、
インデックスファンド投資の一番難しいところはいつまで続けるかということ、
出口をどうするのかということです。
何かまとまった金額のものを購入するのであれば、
それを実行するタイミングで必要な額または全額を売却してしまえば良いのですが老後資金の場合はそうはいきません。
インデックスファンドのような長期的な投資の場合は家族構成や年齢によっても出口戦略が違うと思います。
いくつかのETF を購入している人の中には毎月同じ金額を購入し続けているのだからと
時期をずらして売却している人もいますし、ETF が〇〇%上がったら売ると決めている人もいると思います。
しかし、インデックスファンドの投資はあくまでも長期的な投資20年、30年と投資をしていくモノです。
しかし、時にはライフプランが変わることもあると思います。
そこで、あらかじめ目標をしっかりと決めておくことが大切です。
そして、いつまで続けていくら位を目標にするのかということも
年に一度や二度考える必要はあると思います。
それは、株式投資全般に言えることだと思います。
ひとつ、私の考えはすべてポジションを売却はしないことをオススメします。
何故ならそこでその金融商品の投資が終わってしまうからです。
手仕舞することも大切ですが長期的な計画があるので
あれば価格にとらわれずに枚数を増やすことだと思います。