いよいよ開始!? リップル扱うSBIバーチャルカレンシーズとは
日本のファイナンス事業の大手、SBI ホールディングスのビットコイン取引所が開設します。
大手の取引所の設立により、ビットコイン市場が盛り上がることが期待されます。
そして、SBI 証券の連携により、ビットコインの金融商品の取り扱いやSBI ホールディングスが出資しているリップル社のアルトコインリップルが取引所に上場することで、
アルトコイン市場も加熱するのではと期待しています。
個人投資家にとっても取引所の選択が増えることは歓迎です。
今回はその、SBIバーチャルカレンシーズについてご紹介します。
目次
まずはSBIグループからのご紹介
日本の金融持株会社であるSBI グループ、SBI ホールディングスは大きく3つの事業を展開しています。
〇金融サービス事業
〇アセットマネジメント事業
〇バイオ関連事業です。
ソフトバンクグループから離脱して、2000年12月15日上場しています。
SBI ホールディングス(株)【8473】
◇主要子会社
〇SBIインベストメント株式会社
〇株式会社SBI証券
〇住信SBIネット銀行株式会社
〇SBIカード株式会社
〇SBI損害保険株式会社
〇SBI生命保険株式会社
http://www.sbigroup.co.jp/company/group/
サイトを観るととても大きなグループなのがわかる筈です。
そして、ブロックチェーンやフィンテックにとても力を入れています。
また、大手の取引所ビットフライヤーにも出資しています。
*リップル社に出資していて、リップルとSBI ホールディングスは切り外せない関係にあります。
https://ripple.com/sbi-ripple-asia/
SBI バーチャルカレンシーではビットコインとイーサリアム、そしてリップルの取り扱いやSBI 独自のSコインも取り扱います。
SBIグループの中SBIバーチャルカレンシーズとは
SBI ホールディングスがビットコインの取引所を開設することは、ビットコインのマーケットが、勢いに乗る起爆剤になることは確かです。
現在、ビットコイン取引所は、信託保全がされていません。
そこで、資本金の大きな取引所にビットコインが流れるということはあります。
海外の仮想通貨の投資家にもビットコイン取引やアルトコインの取引に、大手の取引所を使う安心感がたかまります。
そして、ビットコイン取引所も取引高が多い、取引所で売買した方が個人投資家にとっても有利です。
取引所が増えることで、投資家にとっても選択枠が増えて、ビットコインマーケット全体が潤います。
また、リップル仮想通貨がSBI バーチャルカレンシーズに上場することで、
もちろんリップルの流動性が増えることにより、リップルがメジャーになることも大きなメリットです。
他の取引所のウォレットに保管しているリップルもSBI バーチャルカレンシーズに移る可能性もあります。
そして、SBI が独自にリップルウォレットを開発するという情報もあります。
また、ビットコインの価格が上がるひとつにビットコインETFが許可されるのかという問題があります。
ビットコイン建ての投資ファンドがマーケットに上場すれば必ずビットコインの価格が羽上がります。
そこで、株式市場と仮想通貨のマーケットの連携がとれるのは、今の段階では、証券会社をもつ、SBI ホールディングスしかあり得ません。
SBI バーチャルカレンシーズ内で積み立てやETF の取り扱いが起こることを期待しています。
リップルを扱う!?SBIバーチャルカレンシーズ
そもそも仮想通貨のリップル(Ripple/XRP)とは
①発行上限はビットコインより多い
リップルはビットコインと同じで上限が決まっています。リップルの上限は、1000億枚です。
ビットコインと比較すると、約5倍も量が多く存在します。
しかし、大きな違いがあります。
ビットコインはマイニングにより通貨が発行されていきますが、リップルの場合は既に1000億枚が発行済みで存在しているのです。
リップルのネットワーク上で情報処理が起こるごとにリップル通貨が減少していくというシステムになっています。
②ビットコインとは対照的な中央主権型のコイン
リップルは、暗号通貨の名称ではなく、ネットワーク上の通貨を使って色々な通貨と取引ができる仕組みのことです。
リップルの支払い方法は、ビットコインとは違い管理主体が存在しています。
リップル通貨は、民間企業リップルラボ社が発行して管理運営しているのです。
リップルはビットコインの欠点を補ったシステムとして、とても注目されています。
あのGoogleもリップルに出資しています。
リップルは、ネットワーク上の通貨を使って色々な通貨と取引ができるシステムなので、日本では三菱UFJ銀行が、リップルを使ったシステムネットワーク利用を表明しました。
リップルラボ社が上場したらAmazonやGoogleに並ぶグローバル企業になるのではないかと注目されています。
銀行を経由せず通貨間の送金で「ブリッジ」の役割をする
リップル通貨は、場所を問わず世界中どこでも使えて、世界各国の法定通貨と交換できます。
リップル通貨は、あらゆる通貨の中間通貨としての役割を果たすので、ブリッジ通貨と呼ばれています。
円やユーロ、ドルだけではなく、ビットコインやアルトコインなどの暗号通貨でも、数秒で送金や入金が出来ます。
もちろん、ウオレットの中で、法定通貨と暗号通貨の両替も可能です。
まさに、リップルが新たな決済のインフラになると言われています。
詳しいリップルの記事はこちら↓
現在のリップルを扱える取引所とは
日本ではコインチェックとビットバンクのみ取り扱っています。
海外の取引所でも扱っていますが、直接日本円では買えません。
SBIバーチャルカレンシーズのサービス内容は
SBI バーチャルカレンシーズは、すでに金融庁の登録が完了しています。
あとは開設を待つばかりです。
先行予約開始しています。
出典:SBI Virtual Currencies URL:https://www.sbivc.co.jp/adv/
SBI バーチャルカレンシーズでプラベートブロックチェーンの技術を使い、独自のSBI グループのSコインが発行されます。
金融最大手のSBI ホールディングスが、独自通貨のS コインを使うことにより、
企業の資金調達がプラベートブロックチェーン技術により、簡単に行えることや、
通貨を発行するICO やクラウドファンティングやベンチャーキャピタルもより、スムーズに行えることでしょう。
他の取引所でも独自通貨を使い、ICO やベンチャーキャピタルに投資する考えがありますが、実験的なモノばかりで実用化されていません。
ほとんどのICO 通貨は期待感だけで、実用にいたっていないのが現状です。
しかし、SBI ホールディングスは実績もあり、企業の上場にもブロックチェーン技術を使いより、スムーズな投資が行えることでしょう。
他の取引所と資本金に違いがあります。
企業が、どこの取引所で上場したいのかといえば大手の取引所ではないでしょうか?。
まとめ
投資家にとって取引所のサーバーがダウンしてしまうのが、イチバンこまります。
日本のビットコイン取引所でも、ビットコインの取引量が増えたりすると取引が遅くなる時があるそうです。
また、被害はゼロですが、取引所がサイバー攻撃にあったという報告があります。
やはり、これからビットコイン取引所のシステムの強いところにビットコインが集まるということはあると思います。
投資家にとって取引所の安心感や資本金の違いは、ビットコイン取引所を選ぶときにかなりのウェイトをしめます。
金融最大手のSBI グループのビットコイン取引所、SBI バーチャルカレンシーズ開設が楽しみですね。(^^)/