衝撃のブロックチェーン技術の仕組みとは何か?を「わかりやすく」まとめてみた!!
Warning: Use of undefined constant full - assumed 'full' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/toushifan/toushi-fan.com/public_html/wp-content/themes/elephant3/single.php on line 68
最近話題のビットコインの普及には、衝撃的な「ブロックチェーン技術の開発」にあります。
ブロックチェーンの仕組みそのものを詳しく知らなくてもビットコインを買うことはもつろんできます。
しかし、なぜ今こんないビットコインをはじめとする仮想通貨がここまで普及したかの根底にある ブロックチェーンとは何かをしっかり理解しておくことで安全に取引できると思います。
まずはわかりやすく ブロックチェーンとは何ですかを解説?
目次
ブロックチェーンとは何?
ブロックチェーン技術とは、ビットコインの取引履歴です。
あなたのビットコインのアドレスから、相手のビットコインアドレスに送ったということが記録されている膨大な数のデータベースということになります。
そのデータは、ひとつの場所に保存されている訳ではありません。
ビットコインの取引記録は、100個~1000個単位でまとめられたブロックが、いくつも集められています。
その集められたブロックの中にデータが保存されています。
そして、そのブロックの中のデータは、ひとつのサーバーに集中したコンピューターではなく、インターネットでPSP 方式と呼ばれる方式で、
世界中のたくさんの人達のコンピューターを借りて、ビットコインアドレス履歴のデーターを分散して管理しています。
ですから、ビットコインの取引は、ひとつの巨大な管理システムではなく、世界中のインターネットで繋がっているコンピューターにより、取引が監視されて管理されています。
ひとつのサーバーで管理されていない為にセキュリティが高く、決済の処理スピードが速い、
ブロックチェーンの技術は、ビットコインだけではなく、将来的に重要な書類や会社間の取引にこれから様々な分野で使われようとしています。
中央集権と台帳分散システムの違いを把握
大手の銀行等の従来の中央集権型のシステムは、ひとつのサーバーまたは数台の中央サーバーで処理します。
もしも、ひとつのサーバーが何者かにハッキングされたらどうなるのか?
従来の中央集権型システムでは、強固なセキュリティ対策が必要です。
また、多量の取引を安定して扱えるようにするには多額のコストがかかります。そして、国が管理しているという信頼が必要です。
運用会社が大手だからサーバーも安心だと信用していますが、その信用がひとつのサーバーだけで管理運営されています。
中央集権型システム
〇強固なセキュリティシステムが必要
〇中央サーバーを維持するため高コスト
〇運営会社の信頼感
が必要とされます。
しかし、ビットコインや暗号通貨は、分散台帳システムが使われています。
インターネットで繋がった、複数のコンピューター(ノード)が同じ取引を処理します。
分散台帳システムでは、一部のコンピューターがダウンしてもシステムに影響がありません。
インターネット上で参加している多数のコンピューターがすべて同時にダウンしない限り、ネットワークシステムが止まることはないのです。
止まることのないシステムのことを【ゼロ・ダウンタイム】と言います。
分散台帳システムでは、複数のコンピューターで処理されて維持されていますから、バックアップも不用です。
そして、構築と運用にかかるコストも低コストにすることが出来るのです。
そして、分散台帳システムでは各コンピューターが分散かつ匿名化されているために特定のコンピューター(ユーザー)を信頼する必要がありません。
分散台帳システム
〇ゼロ・ダウンタイム
〇低コスト
〇高度な信頼性は不要
という特徴があります。
ブロックチェーンの仕組みやメリット
ビットコインとブロックチェーンの関係は?
デジタル通貨のビットコインを取引するために発明されたシステムが、ブロックチェーン技術です。
しかし、ブロックチェーン技術はもともとはビットコインの技術でしたが、ブロックチェーン技術の将来性や有用性に着目され、応用の研究が広がっています。
ビットコインからブロックチェーンが派生して、ブロックチェーン技術を使った新しい通貨が生まれたり、様々な分野でブロックチェーン技術が使われようとしています。
ブロックチェーンのブロックってそもそも何?
ビットコインの取引は、過去~現在まで全ての取引を記録しています。もちろん、一度記録したら書き換えることができません。
ブロックチェーンのブロックとは、この取引のうちの、ある一定期間の取引情報を記録したモノです。
過去~全ての取引を一定に区切ってブロックにして、そのブロックの固まりをつなげて処理をしていきます。
ブロックチェーンの衝撃的な技術革新とは
ブロックチェーンの何が衝撃的なの?
インターネットの登場は、まさにデジタル革命でした。
そのインターネットの情報の伝達から一歩進んで価値がある通貨や株式、そして不動産や重要な書面をブロックチェーン技術により第3者を通さずに、相手に送ることの出来る技術はまさに衝撃的です。
なるほど!不正や改ざんができない3つの理由
①中央集権型ではないので特定のサーバーがない
②取引のデータがブロックチェーン(鎖)でつながっている
③一番長いチェーンが正しいというルールがある
*もしも、ブロックチェーンが改ざんされて枝分かれした場合も一番長いチェーンが正しいというルールがあるので、それ以外の取引履歴は自動で破棄されます。
さらに詳しく知りたい人向け ブロックチェーン技術の解説
暗号技術を組み込んだデジタル署名の技術
ビットコイン取引のデジタル署名とは、データ上で本人確認出来る公開暗号を利用した仕組みです。
公開暗号とは、ビットコインを送金したり入金したりするための公開するアドレスです。
そして、ビットコインを受けとるためには、秘密の鍵が必要です。
取引するときにデジタルで署名してアドレスを教えたら、実印や暗証番号(秘密鍵)を使いビットコインを受け取ります。
2つの鍵 公開鍵と秘密鍵の技術
ひとつの口座で相手と共有する場合は鍵はひとつ(暗証番号や実印)で構いません。
しかし、第3者に鍵を盗まれた場合は勝手に口座から通貨が引き出されてしまいます。
そこで、ビットコイン取引は公開鍵(アドレス)で情報に鍵をかけて、相手に情報を送ります。
そして、受け取り人は公開鍵と対になっている秘密鍵(暗証番号や実印)を使って鍵を解錠します
ブロックをつなぐハッシュ値とは
ブロックチェーン技術のブロックの中には、取引データーのほかに、1つ前のブロック情報がハッシュ値とナンス(Nonce)と呼ばれる値が含まれています。
ハッシュ値とは、ハッシュ関数と呼ばれる特殊な計算式により求められた値です。
ブロックの中のハッシュ値をつなげる技術を【ハッシュチェーン】と呼びます。
また、【ナンス】とは、一度だけ使用される使い捨ての数字で、ブロックを生成するために利用する値のことです。
ブロックに適当なハッシュ関数と使い捨ての数字をを放り込んであげると適当な値を返してくれます。
ブロックチェーン技術のハッシュ値の役割とは?
〇ハッシュ値から元のデータを特定することはほとんどできない
〇 元のデータが同じであれば生成されるハッシュ値も同じである
〇元のデータが少しでも変わるとハッシュ値は全然違う値になる
ハッシュ関数はブロックに何かを入れると何かを計算して何かを返してくれるプログラムの一部です。
ブロックチェーン技術は、ハッシュ関数によりデータが改善されないように守られています。
管理者がいる!?ププライベートブロックチェーンとは何?
ビットコインにおけるブロックチェーンは公開された状態のモノです。これをパブリックブロックチェーンと呼びます。
一方でブロックチェーンの技術をクローズドな環境で活用しようとという動きが出てきています。
これをプライベードブロックチェーンと呼びます。
*プライベードブロックチェーンは、公開範囲を限定できるため顧客情報などの秘匿性の高いデータのやり取りにも応用することが可能です。
会社の中で情報をプライベードブロックチェーンで共有したり、金融や不動産といった業界でプライベードブロックチェーンの動きが進んでいます。
強制的にブロックチェーンを変える「ハードフォーク」って
ブロックチェーン自体の仕様を変更することはできないのか?
ビットコインは、ブロックチェーン技術によって成り立っています。
ブロックチェーンは、鎖で繋がれたひとつの連なるデータの列なので仕様を変えるには2つの方法があります。
①全ての仕様を変更して、以前の仕様も使えるようにする方法(ソフトウォーク)
②新仕様を採用それまでの旧仕様を無視する方法があります。
*ハードウォークとは、もとのブロックから新しい別のブロックを強制的に枝分かれさせ、ブロックチェーンの仕様を変更することです。
まとめ
株式投資やFX にファンダメンタル分析が必要なように、ビットコイン投資にも簡単にブロックチェーン技術がどのようなモノかわかる必要ようはあります。
様々なファンドが上場しては消えていくのと一緒で暗号通貨の市場もブロックチェーン技術から派生して様々な暗号通貨が生まれています。
どの暗号通貨を選ぶのかの判断するためにもブロックチェーンの仕組みがわかっていないと判断できないことがあります。
これから益々広がる暗号通貨のマーケットに呑み込まれないようにして下さい。