仮想通貨ネム(nem/Xem)の今後・将来性と購入方法まとめ
仮想通貨ネムの開発に日本人が参加していたこともあり、日本のビットコイン取引所で人気のある仮想通貨です。
日本のビットコイン取引所を運営するテックビューロ社がネムのブロックチェーン技術から派生したmijin にも注目が集まっています。
企業間の取引や資金調達を劇的に変える可能性のある。とても、マルチな仮想通貨ネムです。
目次
まずは仮想通貨のネム(NEM/XEM)とは何?
仮想通貨のネム(nem/Xem)とは
◇現在の発行量 89億9999万9999XEM(2017年8月)
◇通貨単位 XEM
◇新しい経済運動という意味を持たせたNEM
新しい経済運動を行う(New Economy Movement )からネム(NEM)という名前が生まれました。
新しい経済に革新を与えるモノという革新的なプロジェクトがネムの理念です。
時価総額も高く、ネムの開発に日本人が携わっていたことから、日本の投資家にとても人気のある暗号通貨です。
ネムは、ビットコインと同じブロックチェーン技術を改良した。
ブロックチェーンのプラットフォームを採用しています。
しかし、ビットコインにはないモノを補うことで進化を続けていく暗号通貨なのでこれからも改良を重ねていきます。
ネムは、スペックが高く、決済スピードとセキュリティも万全です。
そして、ネムのプロジェクト内で新しい暗号通貨が生まれた場合はネムの暗号通貨基準になり、ネムが必要になります。
ネムは、通貨としての役割だけてはなく、あらゆるものを変えていこうとするのがネムのプロジェクトなのです。
◇NEMには「マイニング(発掘)」という概念よりも「ハーベスティング(収穫)」
ネムは、マイニング(採掘)という考え方がありません。
ですから、マイニング(採掘)による報酬が発生しないのです。
ビットコインのマイニングのは、大きな資本力がある者やスーパーコンピューターを多数所有する者が暗号通貨を獲得してしまいます。
富のあるところにさらに富が流れるという構造上の仕組みになっています。
そこが、ビットコインの問題です。
ネムの発行数量は、8,999,999,999XEMと決まっています。
既に、ネムは上限まで発行されているのです。
まず、ネム通貨を持っている人から権利を買うのが、最初の入り口です。
取引を繰り返すことで貢献度が上がっていきます。
貢献度が高ければ、その分の取引手数料が得られる仕組みになっています。
暗号通貨通貨が循環することで、その手数料が分配されていくのです。
このネム独自の指標は、ネム通貨の保有数や取引頻度だけではなく、とても複雑なアルゴリズムで設計されています。
ネムは、ユーザーの重要度によって報酬が分配されるシステムになっています。
ネムはコムサに参加しています
ICO とは、仮想通貨を発行したりする資金調達のことです。
企業がトークンと呼ばれるモノを発行して、トークンを買ってもらうことで、仮想通貨の資金を調達することができる仕組みです。
そしてCOMSA(コムサ)というのが、そのICOのやり取りを行えるプラットフォーム(基盤)になるわけです。
ネムの投げ銭とはなにか
また、ネムコインはモナコインのようにTwitter上で簡単にネムを送金することが可能です。
まず、送金するXEMを購入する。
そして、Twitterアカウントを作成します。
Twitterのアカウントが作成できたら@tipnemをフォーローしましょう。
仮想通貨ネムを応援している人達がネムをばらまいたりしています。
送金も簡単なので是非、ネムを購入したらウォレットを作成して、Twitterのフォローをしてください。
https://namuyan.github.io/nem-tip-bot/index
ネムとビットコインの違いとは
仮想通貨ネムは、ビットコインよりも全ての面において優れています。
仮想通貨ネムはビットコインよりも
〇低コスト
〇セキュリティが高い
〇マイニングがない
〇処理速度が速いということが挙げられます。
そして、ネムがビットコインに変わる仮想通貨になることもあり得ない話ではありません。
時価総額は
〇時価総額:第5位
〇時価総額:約2,773億円
〇通貨単位:XEM
〇1XEM=30円前後
出典:https://coinmarketcap.com/#JPY
ネムは時価総額が高いので安心して取引できる仮想通貨のひとつです。
通貨単位は
ネム(NEM)は、XEMという通貨単位を持つ仮想通貨のひとつです。
初めは、New Economy Movementの略称として広まっていましたが、現在ネムは、仮想通貨の固有名詞として認識されています。
ネム(nem/XEM)の特徴
ビットコインは、取引を承認したことでもらえる報酬をマイニングと呼んでいます。
しかし、ネムではこれをハーベスティング(収穫)と呼んでいます。
承認は、10000XEM 以上持っている人であれば誰でも参加することができます。
ネムの利用者は、承認してもらうために手数料を払い取引を行います。
その取引手数料は、ネムのネットワークに参加している人々に分配される仕組みです。
ビットコインのマイニングのように高性能なスーパーコンピューターを使用することなく、個人のパソコンで報酬を得る機会があります。
誰に報酬が支払われるかは、重要性できまります。
ネムの場合は、誰が収穫(ハーベスティング)するかは、保有しているネムの量と取引額と回数により、
ネムに対しての貢献度によりランダムに決まります。
これがネムでは、約1分間に1回行われているのです。
その1分間の間に取引がなければ手数料が払われていないため、収穫しても報酬を受けとることができません。
また、ネムへの重要性が高いと判断されると、収穫できる確率が高まります。
収穫を行う為には、10000XEM 以上の残高が必要になります。
しかし、この分量を満たしていれば報酬を得られる訳ではありません。バランスが必要なのです。
バランスが単純にその時の残高ではありません。
ネムのハーベスティングをするのに、アカウントが大量に作られてしまうことのないように、
多くの時間とお金をかけてネムのネットワークを安定させているのです。
ネムは、バランスが、1日ごとに所持しているXEMに応じて10%が加算されていく仕組みです。
□仮に、20000XEMを保有していた場合
◇1日目:0
◇2日目:2,000
◇3日目 : 3,800
というように増えていきます。
バランスが8日目に10,000XEMを超えることで、ようやくネムのハーベスティングに参加することができます。
2つのハーベスティング
ネムのハーベスティングは、2つの方法があります。
①ローカルハーベスティング
②デリケートハーベスティング
①はパソコンの電源をつけたまま行うモノです。
②はパソコンの電源を落とした状態でもハーベスティングが可能です。
デリケートハーベスティングは、自分のパソコンではなく、*スーパーノードと呼ばれる
任意の上位ノードにハーベスティングの作業を任せることができます。
スーパーノードとは何?
ネムのスーパーノードになるためには、厳しい条件があります。
まず、3000000XEM 以上保有していること、1日に4回行われる性能検査にクリアすることです。
委任ハーベスティングを受けとる存在でもあり、運営者はセキュリティ面や監視や管理を徹底して行わなければなりません。
スーパーノードとは、ネムのネットワークの中核を担うノードです。
応答性能、ブロックチェーンの維持、秒間2000回のハッシュ可能、常時接続などのシステムが求められています。
ネムのシステムには、スーパーノードは欠かすことのできない、重要な存在です。
ですから、スーパーノードの経営者には、高額の報酬が用意されています。
ネムのPOIとはなにか
ネムの特徴は、Proof of Impotance
プルーフオブインポータンスを採用しています。
日本語に訳すと、重要性の証明です。
つまり、ネムをたくさん利用している人が、ネムの恩恵を受けられる仕組みです。
POI は、承認者の選任に関するアルゴリズムです。
POI は、総合的に判断されてスコアリング化されています。
ネムのPOI は、非常に革新的で素晴らしいマイニング、ネムでいう収穫に優れています。
資金力が高い人達だけが所有できるような、富の分配が起こらないようするための仕組みです。
セキュリティにも優れているネム
ビットコインのマイニングには、違法な接続されたコンピューターが使われている可能性があります。
他人のコンピューターにウィルスを感染させて、他人のコンピューターにマイニングに参加させることも可能になります。
しかし、ネムでは違法性のあるアクセスが起こらないように、「EigenTrust++」というアルゴリズムを採用しています。
「EigenTrust++」は、ノード(ブロックを承認するパソコン)を評価するシステムです。
アルゴリズムが監視することでネムのセキュリティを強化しています。
勝手な収穫(ハーベスティング)を不可能にしています。
カタパルトとは?いつ起きる?
ネムの機能をアップデートしていくプロジェクトをカタパルトと呼んでいます。
ビットコイン取引所のZaif ザイフを運営するテックビューロ社とネムの開発陣チームが共同で開発したmijinという
*プライベートブロックチェーンシステムをもとにして、ネムに修正や改良を加えるプロジェクトです。
ネムは、カタパルトにより処理速度が向上します。
また、データ容量が大きすぎて決済が遅くなる問題もカタパルトの実装でクリアになります。
そして、カタパルトでネムにイーサリアムの特徴であるスマートコントラクトができるようになります。
それが、アグリゲートトランザクションです。
アグリゲートトランザクションを利用することにより、第三者が仲介役となってくれます。
ネムのカタパルトには期待があります。
カタパルト後の処理速度
〇ビットコイン 7~14件/秒
〇イーサリアム 15件/秒
〇リップル 1,000~3,000件/秒
〇NEM(カタパルト後) 3,000~4,000件/秒
*4000件の処理は、クレジットカードのVISA に匹敵するスピードです
仮想通貨ネム(nem/xem)の今後と将来性は
◇プライベートブロックチェーンmijinを利用する企業
mijin は、日本を含む15か国の企業から申し込みがされています。
そして、現在日本国内でmijinを利用している企業は以下の通りです。
◇日本電気株式会社(NEC)
◇株式会社 野村総合研究所
◇SBIポイント株式会社
◇株式会社ミクシィ イノベーション・センター
◇ウェルネット株式会社
◇株式会社 ドリコム
◇関西テレビ放送
◇freee株式会社
◇株式会社 オウケイウェイブ 他多数
仮想通貨ネムは、mijinというプライベートブロックチェーンにも利用されています。
ビットコイン取引所を運営する日本の企業テックビューロ社により、一般企業や個人に対してのmijin の導入が次々と進められています。
海外で進む3つのネムのサービスとプロジェクト
① Landstead
Landsteadは、ネムのブロックチェーン技術を使用することで、土地や財産の登録ができる仕組みです。
市民が政府にアカウント情報を提出することによって、Landsteadに登録できます。
そして、市民と政府がオープンになるプロセスが開始されます。
② Luxtag
Luxtagは、NEMのブロックチェーンを利用し、高級品などが正規品であることを証明し保証するサービスです。
取引や過去の全ての情報を記録することで、盗難や紛失による被害をブロックチェーン技術により回避することができます。
そして、盗まれた高級品によって偽物が作成されることも防ぐことができます。
Luxtag は、所有しているものが正規品であることを証明できて、また所有者が変わった時には証明書の譲渡が可能になります。
③ Xhai Studios
Xhai Studiosは、ネムのブロックチェーンをゲームのプラットホームとして、ゲーム内で使われるクーポンを購入したり、ゲーム内で貯めた点数をネムの通貨に交換することができるシステムです。
ゲームをすることで報酬を得られる新しい、経済圏を作ろうとしています。
ネムのマルチシグとはなにか
ネムには、マルチシグという機能があります。ウォレットを複数で管理することができます。
1つのアカウントに関する出金を複数人で管理することができます。
管理されているアカウントからの出金は管理している複数人の署名が必要になります。
署名が集まらないと出金申請が許可されずにウォレットから通貨を引き出すことができない仕組みになっています。
このマルチシグ機能と公証に使える証明書機能を組み合わせることによって、様々な分野で使われることになることでしょう。
ネムは、平等に皆が参加できるように作られた仕組みです。
高いネムのブロックチェーン技術はこれから世界を変えていく革新的な暗号通貨です。
カタパルトにより、今まで以上に進化をしていく暗号通貨です。
そして、ビットコインのような、マイニングがないことからとても参入しやすい暗号通貨といえます。
まさに、マルチな仮想通貨で将来が期待されます。
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仮想通貨のネム(nem/xem)を購入できる取引所は
①ビットコイン取引所に口座を作る
②ビットコイン取引所の口座に日本円を入金する
③ビットコイン取引所内の販売所でネムを購入する
ネムを購入できる取引所
〇ザイフ取引所
〇コインチェック取引所
〇Poloniex(海外)
〇Bittrex(海外)
*韓国のビットコイン取引所にネムが上場するという発表もあります。
*2018年1/26にコインチェックでNEMのハッキング事件が発生したので、
コインチェックをおすすめから外しました。
まとめ
仮想通貨ネムが他のアルトコインにはない、マルチな仮想通貨であるということがわかってもらえたと思います。
仮想通貨市場でも、ネムの価格は安く仮想通貨を始めたらまず、ネムを購入する人がたくさんいます。
まず、仮想通貨の投資はネムから、そして買い増しを続けていくことのできるアルトコインといえます。
これからもネムのアップグレードがあり、価格も高騰していく可能性を秘めたネム仮想通貨です。