仮想通貨ビットコインキャッシュの今後・将来性まとめ
ビットコインは、現在価格が高騰して少額の決済に使用するのが難しくなっています。また、送金手数料も高くなっています。
そこで、ビットコインキャッシュが性能面でも利便性もあり見直されています。
ビットコインキャッシュが本当のビットコインになる可能性があるのか注目されています。
仮想通貨ビットコインキャッシュとは何?
ビットコインの分裂とは
ビットコインの利用者が急激に拡大したために、
ビットコインの取引を記録する容量が、足りない状況が度々発生するようになりました。
*ビットコインの容量は1Mバイトと決められていて、約3000の取引記録を納められます。
そのトラブルが、ビットコインの決済を遅らせることになり、利用者の不満にもなっていました。
しかし、ビットコインの容量を変えてしまうと、従来のビットコインの運用ができなくなるために、
ビットコインの運用に発言権を持つ、マイナー(採掘者達)の間で決められたのが、
ブロックチェーンを枝分かれさせて、そこに互換性を持たせて管理するように変更させて、従来の快適な取引を取り戻そうという提案でした。
しかし、この流れに反対した、一部のマイナーが支持した仕組みは、
すぐにブロックサイズを、1Mバイトから8Mバイトにまで増やして問題を解決しようとする提案です。
そして、双方がぶつかり、ビットコインは2つに分裂したのです。
何故、ビットコインは1メガバイトにこだわったのかという疑問があります。
それは、Blockstream社の存在が大きいと言われています。
Blockstream社はビットコインのブロックチェーン以外の場所でのやり取りをする為の技術を提供する会社です。
ビットコインのブロックをあげてしまうとビットコインの取引処理が向上します。
その技術が取り入れられると他の会社儲かってしまうからです。
簡単に説明するとビットコインキャッシュは容量が大きいのでマイニングの報酬も大きく、マイナー達にも指示されています。
ビットコインとビットコインキャッシュは、「何が同じで、何が違うの?
ビットコインキャッシュとは、ビットコインから分裂して、誕生した暗号通貨です。
*アルトコインとして普及しています。
しかし、ビットコインキャッシュが本来のビットコインでビットコインがアルトコインになるという逆転がささやかれています。
それば、ビットコインキャッシュを支持しているグループが存在しているということと
度重なるビットコインの分裂でビットコインキャッシュを指示する人達が増えています。
〇ビットコインとの違いは3つあります。
①最大8Mバイトのブロックサイズを扱うことができる(BTC1Mバイト)
②ビットコインとは交わらずに共存する
③ハードウェアウォレットなどのセキュリティを強化する施策がある
簡単に言ってしまえば、今までのビットコインの問題点を良くして、取引スピードを速めて、セキュリティを向上するということです。
現在、ビットコインキャッシュは処理速度や決済でもビットコインよりも優れています。
ビットコインの送金手数料について
ビットコインの送金手数料が2017年12月現在大手のビットフライヤーで0.0004BTC かかります。
ビットコインの価格が200万円としたらビットコインの送金に800円かかることになります。
確かに海外の送金を考えたときにまだ安いと思われると思いますが日本の銀行の振込手数料と比較するとどうでしょうか?
また、ビットコインは取引が増えて送金詰まりが起こっています。
その数15万件以上にものぼります。(2017年12月)
また、ビットコイン取引所からビットコイン取引所の送金にかかる時間が平日なのに24時間たっても送金されないという事例もあります。
また、ビットコインを他の人よりも速く送金しようと送金手数料がそれ以上に高騰しています。
送金手数料がマイナー達の報酬になりますから手数料が高ければそれだけ速く送金されます。
確かにビットコイン取引所によっては送金手数料が無料というところもあります。
しかし、それは代わりに手数料を払っているだけです。
ビットコインは送金手数料が安く、そして決済スピードが速いということはなく、当初ビットコインの手数料はゼロでした。
それでは相手に悪いと手数料を払っていたのが今では手数料を高く払わないと送金しないよと言っているようなモノなのです。
ビットコインの送金手数料が高いこと送金スピードが遅いことにより、
ビットコインをアルトコインに変えて送金する人も出てきています。
そこでビットコインキャッシュの手数料は、ビットフライヤー取引所では無料です。
各取引所でも送金手数料は格段に安く、もちろんビットコインより速く送金されます。
*コインチェック取引所でビットコインの送金詰まりにより、送金手数料を今までの倍の0.001BTC に引き上げられました。
では、ビットコインキャッシュも値段が高騰すれば手数料が高くなるのではないのかという疑問が沸いてきます。
しかし、そもそもビットコインの送金手数料はウォレットから各自で決めることがてきます。
ビットコインの送金詰まりにより、より高い手数料が優先されて処理されてしまいます。
ビットコインキャッシュは、単純にビットコインの8倍の容量があります。
簡単に言うとビットコインキャッシュの価格が高騰しても送金詰まりのない
ビットコインキャッシュを送金するときに高い手数料を払う人はいません。
ということになります。
仮想通貨取引所の多くは、ビットコインを取引ペアにしています。
ビットコイン経由(ビットコイン建て)で取引されています。
しかし、現在のビットコインネットワーク異常な遅延により、トランザクションの承認を行う事にかなりの時間を要します。
それに伴って、凄まじく手数料が上昇しています。
ビットコインは現在では、送金や決済に向かないデジタル通貨になっています。
ビットコインの送金問題スケーラビリティ問題を解決するためにビットコインは今月7件ものハードウォーク予定があります。(2017年12月)
スケーラビリティ問題はこちらの記事にあります↓。
https://toushi-fan.com/bitcoin-cash/
ビットコインの分裂は今までこれだけ起きています。
このような状況で信用することができるでしょうか?
□ビットコインダイヤモンド
□ビットコインキャッシュプラス
(ビットコインキャッシュとは関係ない)
□ビットコインシルバー
□ビットコインアンリミテッド
(中止に終わる)
□ビットコインプラチナ
(韓国人のサイトのデマ)
□ビットコインウラン
仮想通貨ビットコインキャッシュの特徴とは
そもそも何故ビットコインは価格が上がるのか?
ビットコインの価格が何故上がるのかということはハッキリとしたモノはないということです。
ビットコインは取引所でドルや円に変えられるという信用の元に取引が成り立っています。
世界のお金の価値が低くなっているなかでタブついたお金がビットコインに流れています。
また、ビットコインは限りがあり2100万枚と決まっているために価値があるという人もいます。
ビットコインが高騰して逃げる先になっているのはUSドルと価格固定された仮想通貨Tetherです。
仮想通貨テザーは発行上限がなく、ドルと同様の価格が振り込まれることで発行されます。
ビットコインの利益がテザーに流れることでテザーが発行枚数が増え続けています。
そして、もうひとつビットコインの逃げ道は、皮肉なことにビットコインキャッシュと金(ゴールド)なのです。
そして、もうひとつビットコインの価格を上げる要因はビットコインが先物市場に上場したことによることが大きいと思います。
そうです、ビットコインは通貨としての機能よりも投機的なモノになっているのが現状です。
しかし、ビットコインを必要としている国もあります。
ビットコインは仮想通貨の世界では決済としてスタンダードになっています。
性能に優れているモノが世界のシェアを取るとは限りません。
しかし、ビットコインの決済システムがビットコインキャッシュに代わろうとしている背景はあります。
仮想通貨ビットコインキャッシュの今後と将来性は
2018年五月にビットコインキャッシュが高騰する
人工知能のAI 仮想通貨予想プログラムウェブボットの予想で2017年ビットコインキャッシュの良さが広がり高騰するとありました。
11月にビットコインキャッシュを手元にあった人は大きな利益があった筈です。
そして、ビットコインキャッシュは11月にプログラムがグレードアップしています。
そのウェブボットはビットコインキャッシュは2018年五月頃からとてつもない高騰をみせると予測しています。
まず、ビットコインは2018年もビットコインキャッシュの性能を良くするハードウォークのスケジュールが発表されています。
より使いやすく匿名性のあるビットコインキャッシュになるのではないかと言われています。
話がそれますが、仮想通貨の決済には匿名性があった方がよいのではないかという議論があります。
ブロックチェーン上の仮想通貨は誰がコインを誰に送り、誰が受け取り、どこに送ったかということがわかります。
完全に追跡されます。
そこでもしも、犯罪で使われたコインとわかり洗浄されたとしてもそのまま使用することができるのか?
悪い使われ方をしたコインとわかったモノを相手に送れるのかということがあります。
そこで使用する通貨には軽い匿名性が必要ではないかということです。
ビットコインキャッシュは、さらなるブロックサイズ引き上げを含むハードフォークが予定されています。
*ビットコインキャッシュのハードフォークは来年5月と11月に予定されています。
ビットコインキャッシュ建ての取引所が設立される
ビットコインの送金問題の部分でもお話しましたが仮想通貨取引所はビットコインを経由して取引されています。
しかし、ビットコインからビットコインキャッシュに決済を移すながれが出てきています。
まず、中国の有名な仮想通貨取引所だったViabtcは今年9月30日に中国政府からの要請により、
取引所営業を停止しましたが、12月4日には英国にて新暗号通貨取引所CoinExの設立を申請しています。
この取引所では、ビットコインを主要ペアとせず、代わりにビットコインキャッシュを主軸とすると発表があり、基軸通貨としています。
この取引所では、ビットコインキャッシュの先物取引も始まっています。
ビットコインキャッシュは韓国の取引所で人気があると聞いていますが韓国の取引所を介して中国で人気のある通貨なのです。
また、インドの仮想通貨取引所でもビットコインキャッシュを基軸通貨にするという情報もあります。
日本では、SBI グループが仮想通貨取引所を2018年にオープンします。
SBI グループは仮想通貨リップルに投資をしていますがビットコインキャッシュを指示するという発表をしています。
日本でも大手の仮想通貨取引所がビットコインキャッシュを基軸にすることでこれから設立する取引所もビットコインキャッシュを基軸にする可能性もあります。
ビットコインキャッシュを指示している人達はSBI グループの北尾さんだけではありません。
ビットコインの神様と呼ばれる*ロジャーバーやウイルスソフトを作った*マカフィーもビットコインキャッシュを指示しています。
ビットコインキャッシュは今後、将来的にも期待できる仮想通貨といえます。
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仮想通貨取引所のAir レジがビットコインキャッシュになる
仮想通貨取引所のコインチェックやビットフライヤーのAir レジはビットコインしか使用できません。
家電量販店や飲食店のビットコインでの決済は仮想通貨取引所の会社の負担になっています。
そして現在、ビットコイン以外のアルトコインでの決済はお店側の負担になっています。
それでもビットコイン意外のアルトコインでの決済を導入するということはビットコインがあまり使用されていないということやビットコイン以外であればお店側の負担が少いということもあります。
また、お客としてはビットコインを決済として使いたくないという資産としてのビットコインの価値もありますがビットコイン以外のアルトコインを応援したいという気持ちもあるでしょう。(ビットコインよりも少額取引に向いているため)
例として、海外のビットコインを使用したゲームサイトではビットコインからビットコインキャッシュにきりかえたところ、1ヶ月で手数料が10万ドルも軽減されたそうです。
オンラインサイトの入金するのにも手数料がかかります。
ビットコインキャッシュの手数料は、ほとんどの場合、約0.15セント(約0.17円)ほどのようです。
少しづつビットコインキャッシュが広がっている
ビットコイン決済で有名な銀座沼津港さんも日本で初めてビットコイン・キャッシュでの支払いを受けつけています。
(ビットコインキャッシュのウォレットから直接支払うカタチです。)
Twitterでは埼玉の鰻屋さんがビットコインキャッシュで支払いができると宣伝しています。
米オンラインショップのWikileaks Shopもビットコインキャッシュ支払いを受けつけると発表がありました。
そして、同社のロサンゼルスに拠点を置く現金自動預け払い機(ATM)にBCHを実装すると予定をBitcoin Plug ATM社が発表しました。
また、中国はもうタクシーの支払いがビットコインキャッシュで可能です。
大きなニュースとして、ビットコインキャッシュを指示しているロジャーバーの会社からビットコインキャッシュのデビットカード(VISA 対応)が発行されます。
最後に、人気オンラインゲームプラットフォームSteamが長期にわたる取引手数料や価格変動による問題を理由にビットコイン決済を廃止しました。
このことはビットコインが決済としては使えないという内容のモノです。
ビットコインの決済を取り止めてしまうサイトや実店舗が増えてきています。
本当にビットコインキャッシュがビットコインになる可能性は充分にあると思います。
ビットコインの支払いイコールビットコインキャッシュなのてすから。
投資ファンドGrayscaleが大量のビットコインキャッシュの売却を終える
デジタルカレンシーグループ100パーセント子会社のグレースケール・インベストメンツ社は同社のインデックスファンドを上場させています。
グレースケール・インベストメンツは、ブロックチェーン技術やビットコインへの投資に特化していて、
ビットコインの値上がり益のみを収益源としています。
会社の1株当り基準価額(NAV)がビットコインの市場価格に連動する投資成果を目指している会社です。
そのグレースケリーが大量のビットコインキャッシュを換金したというニュースにより
ビットコインキャッシュが高騰し、またマーケットに安心をあたえました。
それは、
グレースケリーはビットコインの分裂により付与された大量のビットコインキャッシュトークン(172501BCH)を投資者に直接支給しないで1度、ドルに換金し返していきました。
過去5週間の間に合計172501BCH(ビットコインキャッシュトークン)が公開市場上で売ることがてきましたがその売却を正式に終了したことを2017年12月14日に発表しました。
このドルへの換金はビットコインキャッシュのマーケットには正しい選択でした。
あるひとつの会社のファンドに管理されているトークンが多いことがわかっている状態が続くと
グレースケリーがトークンを売りマーケットを暴落させることもできるという懸念点に繋がりかねません。
グレースケリーはマーケットを暴落させずに、マーケットに少しづつビットコインキャッシュを投下させるという安定的な道を選びました。
トークンは2017年11月16日までグレースケリー・インベストメンツ社の管理下にありましたが同社のの信託契約に従い、全てのトークンが投資者のために換金されました。
具体的な内容は各株主に対して1株につき$113.195042(約1万3千円)が支給されました。
このことでグレースケリーの株主は当初の投資期待以上に利益を上げた人もいます。
しかし、この売却の最中にもビットコインキャッシュは15万8000円付近でチャートが安定していました。
大きな変動がなく止まったカタチです。
しかし、売却が終わった2017年12月14日にビットコインキャッシュが高騰していきます。
2017年12月14日11時 現在ビットコインキャッシュの価格は21万2000円付近です。
グレースケリーの驚異がなくなったことによりまだ、ビットコインキャッシュに期待が高まります。
ビットコインキャッシュ建ての取引所の開業、
ビットコインキャッシュの先物上場、
ビットコインキャッシュのETF上場とビットコインを追い抜こうとしています。
まとめ
ビットコインはもう半分以上採掘されています。
そして、ビットコインの4割は1000人で保有されているといわれています。
もしも大量のビットコインが売りに出されたら、
もしもその大量のビットコインをビットコインキャッシュに代えたのならばどうなるのか?
以前まで、ビットコインキャッシュは仮想通貨の世界ではあまり人気のある通貨ではありませんでした。
しかし、ビットコインキャッシュは普通のアルトコインとは大きく違います。
それは、ビットコインにない機能を持った通貨になるためにビットコインキャッシュが誕生したということです。
すなわち、あらゆる種類の取引状況で使う事ができる通貨がビットコインキャッシュなのです。
このことはビットコインが本来目指していたモノです。
現在、ビットコインキャッシュがビットコインとどのように使い勝手の面で違うかということが理解されてきています。
ビットコインキャッシュが決済の処理をより速くスピーディに手頃な値段で仮想通貨をの所有者に提供できることを考えたときに、
2018年にビットコインキャッシュが仮想通貨市場のリーダーになる可能性があります。
そのためには、よりビットコインキャッシュが使われないと意味がありません。
2018年から仮想通貨が決済や支払いに使われなければ仮想通貨は生き残ることはないといえるのではないでしょうか?。
Comment
ウェブボットが予測している5月のビットコインキャッシュの高騰は今年の暗号通貨市場の見所になりますね。
今年の5月は色々なところで、ビットコインの暴落やアルトコインの高騰などが囁かれていますが、
私は本業がFXのトレーダーなので、あまり憶測に期待することなく、ただ「チャート形状」と「レート(価格)」の事実に重きをおいて暗号通貨でトレードしています(^^)/