第2の仮想通貨 イーサリアムの今後と将来性とは!
ビットコインに並ぶ、時価総額第2位のイーサリアムは仮想通貨に投資している人ならば、絶対に外せない通貨です。
ビットコインは通貨としての役割ですが、イーサリアムは通貨以外の役割をしていこうという仮想通貨です。
そして、まだイーサリアムは完成形ではありません。
イーサリアムから派生した仮想通貨も出てきています。
これからも、目が離せない仮想通貨イーサリアムについて解説します。
<この記事を読んで分かること>
・仮想通貨のイーサリアムとは何かがわかる!
・アルトコインのイーサリアムの将来性と今後が分かる!
・イーサリアムの購入の仕方・買い方がわかる!
目次
まずはイーサリアム(Ethereum)とは何?
イーサリアム(Ethereum)とは何?
イーサリアムの時価総額はビットコインに次いで第二位です。2013年にVitalik Buterinによって設計がはじまります。
非営利団体イーサリアム財団が管理運営しています。クラウドファンディングに調達された資金により、イーサリアムプロジェクトが始動し始めました。
今では開発者が世界中に存在しています。未だに日々イーサリアムの開発が行われているのです。
まだ完成形ではなく、今後もアップデートしていく予定です。
2014年の7月には、暗号通貨の取引所で売買が始まりました。
イーサリアム(Ethereum)の特徴!
イーサリアムの特徴は、*スマートコントラスト技術を利用しているところです。
スマートコントラストを動かす環境の土台がプラットフォームであり、プラットフォームとは、イーサ通貨をやり取りする仕組みを自由にユーザーがプログラムできるシステムのことを言います。
イーサリアムは通貨というよりもプログラムにちかい、存在です。通貨以外の様々な分野への応用も期待されています。
ビットコインとイーサリアムの違いとは!
イーサリアムもビットコインと同じブロックチェーン技術を利用しています。しかし、ビットコインよりさらに機能を拡張させているのが特徴です。
ビットコインはブロックチェーン上ですべての取引を管理していますが、イーサリアムはスマートコントラストという技術を利用して、取引を行うと同時に契約内容まで管理することができます。
通貨単位はイーサ「ETH」
イーサリアムは、通貨というよりもプログラムな存在ですが、イーサリアムにはイーサという通貨があり、それがイーサリアムというブロックチェーンのプラットフォームの利用手数料の支払い通貨になります。
もちろん、ビットコインのように送金したり、受け取ることもできます。
イーサリアムの通貨単位は、etherです。
最小単位は、wei
最大単位は、tether
1 wei = 0.000000000000000001 etherです。
スマートコントラクトについて知っておこう!
イーサリアムのスマートコントラクトとは
イーサリアムのスマートコントラストとは、契約の自動化を行うことの出来る機能です。契約を自動的に実行して保存してくれます。
ビットコインは、送金履歴しかブロックチェーンに書き込みませんが、イーサリアムは、取引で行われた全ての契約内容が、ブロックチェーンに書き込まれます。
お金の受け渡しと重要な書類の受け渡しも同時に行えるのが、スマートコントラストです。世界中の誰もがいつでも内容を精査し、監査することができます。
ですから、将来的に公証役場がいらなくなるかも知れません。このスマートコントラストの技術は、法務局にもなることも出来ると考えられています。
また、ビットコインで利用されているブロックチェーンを応用することで、本来の通貨としての目的とは別の機能を持たせようという考え方がイーサリアムのプロジェクトです。
イーサリアムから、派生してできた仮想通貨リップルやそして、リスク通貨などをビットコイン2.0と呼んでいます。
このビットコイン2.0がイーサリアムのスマートコントラストを使い、企業間取引や銀行、株取引を将来的に変えていく可能性があります。
もう一度、説明すると、イーサリアムの特徴であるスマートコントラストにより、
契約条件、備行内容、将来発生するプロセスなどをブロックチェーン上に記録することが可能になります。
そして、スマートコントラストによって、第三者を介さずに、相手が条件を満たしたらプログラムが自動的に契約を実行してくれます。
まだ、スマートコントラストの研究が始まったばかり、可能性は未知数にあります。
イーサリアムを購入するにはどうするの?
購入の仕方
イーサリアムを購入するには、ビットコイン取引所に口座を作る必要があります。
①ビットコイン取引所に口座を開設する
②日本円を口座に入金する
③イーサリアムをビットコイン取引所内の販売所で購入する
購入できる取引所
イーサリアムは、時価総額が仮想通貨の中で2番目に大きな仮想通貨ですから、ほとんどすべての取引所で購入することができます。
日本のビットコイン取引所の大手、ビットフライヤーやコインチェック、ザイフ取引所で購入できます。
イーサリアムが買えるコインチェクで口座開設・イーサリアムの購入をしたい方は、
下の記事で手順を解説しています!!
イーサリアムクラシックって何なのさ!?
イーサリアムクラシックとは
イーサリアムのプロジェクトから、自立分散型投資ファンド「ダオ」が、2016年に立ち上がりました。しかし、「ダオ」が何者かにハッキングされてしまいます。
総額3600万ETHが奪われたと言います。
その時にイーサリアムの価格は暴落します。
ハッキングされたという事実は、「ダオ」だけではなく、イーサリアムのプラットフォームに問題があったのではないかということで、そのハッキングされた事実がなかったことにすることが決まりました。
その結果、ハッキング以前の取引を無効にした、「イーサリアム」と人の手で改ざんすることはブロックチェーンの思想に反するとそのまま継続した「イーサリアム・クラシック」に別れました。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムをベースとして、より安全性を重視して作られた暗号通貨です。
しかし、一部のハードウォーク(全く別のモノに改ざんする)の処置に反対した人達によって作られているために、
イーサリアムクラシックは、イーサリアムに比べてマーケットが小規模で縮小されていくリスクはあります。
しかし、イーサリアムクラシックは、権力に左右されない非中央集権型です。仮想通貨の根本的な考え方は非中央集権です。
時価総額が大きいとはいえ、イーサリアムは中央集権型です。
長い目で見て企業やマーケットがどちらの通貨を採用していくか気になります。
イーサリアムクラシックがオリジナルだということを忘れないで欲しい。
イーサリアムクラシックの価値、値段がイーサリアムと等しくなるときに、イーサリアムとして、またひとつになるという噂もあります。
時価総額とイーサリアムクラシックの価格を見ると全くないとは言えません。
また、イーサリアムのプラットフォームからあたらしい仮想通貨が生まれる時に、イーサリアムよりも価格の安いイーサリアムクラシックを買う人がいます。
資金調達にしても、ビットコインとイーサリアム、イーサリアムクラシックは外せない通過になっています。
そして、イーサリアムクラシックも完全な右肩上がりの成長をしています。
イーサリアムの相場と価格推移って!?
2015 年 7 月 イーサリアムリリース
2016 年 1 月 1 ETH = 114 円
2016 年 2 月 1 ETH = 733 円
2016 年 3 月 1 ETH = 1,696 円(前年末比約 16 倍の上昇)
2016 年 12 月 1 ETH = 738 円(2016 年 3 月以来の安値)
2017 年 2 月 1 ETH = 1,198 円
2017 年 3 月 1 ETH = 6,746 円
2017 年 5 月 1 ETH = 29,126 円(半年間で 40 倍近くの上昇)
2017年10月12日1ETH =36,499円
完全に右肩上がりの成長をしています。
ビットコインとイーサリアムの時価総額から考えると、ビットコインが1BTC 50万なら、
イーサリアムは1ETH 15万くらいあってもおかしくはないと思います。
しかし、そんな単純なモノではありません。今後どうなっていくかは誰にもわかりません。。
イーサリアムの今後と将来性とは
大手企業も参画 期待の現れ
イーサリアム企業連合(EEA )とは?
イーサリアムのスマートコントラスト技術を企業レベルでビジネスに活用していくことを目指して、2017年の2月に設立されました。
JPモルガンやマイクロソフト、インテル、などの金融機関をはじめとした欧米の大手企業、約30社を中心にスタートしました。
そして、現在EEA には150社以上が加盟しています。
イーサリアムのブロックチェーン技術は、仮想通貨ビットコインよりも、さまざまな分野金融機関からヘルスケアまで多くの業界で使用できるシステムであり、とても複雑な活動にも応用できると期待されています。
〇JPモルガン
JPモルガンはイーサリアム・ブロックチェーンを活用して、企業向けに社内用イーサリアム・ネットワークQuorumを提供しています。
〇トヨタ自動車
トヨタは自動運転の開発に必要な走行履歴や各種センサー情報を収集する基盤をブロックチェーンで構築する計画です。
最近のEEA の動き
◇2017年2月 イーサリアム企業連合発足
◇2017年5月 トヨタや三菱東京UFJも加盟
◇2017年7月 MasterCardやCiscoが加盟
◇2017年8月 法律事務所など14のローファームが参加
◇2017年9月 KDDIがEEAに加入し、スマートコントラクトの実証実験を開始
*いろんな企業がスマートコントラクトの研究を共同で進めることによって、技術の標準化が進みそうです。
イーサリアムの今後と将来性とは
まず、イーサリアムを利用したICOが非常に多いということが、イーサリアムのスゴいところです。
トークン(ブロックチェーン上で発行したコイン)の発行者側は、新しく1からトークンを作るよりも、イーサリアムのブロックチェーンを利用して独自のトークンを作った方が簡単です。
また、ICO に参加する個人投資家からしても、いろんなICOがそれぞれ別々の独自トークンを発行すると、そのトークン専用のウォレットを作る必要があります。
ですから、イーサリアムプロジェクトの仮想通貨であるイーサ通貨を利用して資金調達し、イーサとトークンと交換することが一番簡単です。
〇イーサリアムを利用したICOの事例
◇MobileGO:オンラインゲームのプラットフォームであるGameCredits(ゲームクレジット)に関連したプロジェクト
◇Mysterium:誰もが安全かつプライベートなインターネットに接続できるように分散型
ヴァーチャルプライベートネットワーク(VPN)を構築するプロジェクト
◇ZrCoin:人口ジルコニウムの生成とブロックチェーン技術を融合させたプロジェクト
◇aeternity:スマートコントラクトとブロックチェーンに記録せずに実行する「オフチェーン処理」を組み合わせて、スマートコントラクトをより拡張性の高い状態で実現しようとするプロジェクト
◇SONM:ネットワークマイニングで組織されたスーバーコンピュータ
他にもたくさんあります。
そして、イーサリアムは開発環境の改善とセキュリティ強化、そして匿名性の強化が目的のハードウォークアップグレードがまだ、2段階予定されています。
そして、ビットコインとイーサリアムの優れた点をあわせ持つスーパー仮想通貨が誕生するプロジェクトもあるとか?
ビットコインの物凄い高騰に影を潜めているイーサリアムですが、少しづつ価格が上がっています。
ビットコインで得た利益をイーサリアムに流れたときや、イーサリアムのバージョンがグレードアップするときは、マーケットが反応するのはかなりの確率で起こりえます。
・リップルの将来性・今後についても知りたい方はこちら
・ビットコインキャッシュの将来性・今後について知りたい方はこちら
・イーサリアムの将来性・今後について知りたい方はこちら
・ネムの将来性・今後について知りたい方はこちら
・リスクの今後・将来性について知りたい方はこちら
・モナコインの将来性・今後について知りたい方はこちら
・ライトコインの将来性・今後について知りたい方はこちら
・ダークコインの将来性・今後のついて知りたい方はこちら
まとめ
イーサリアムの技術は、とても投資家にも評価されています。それは、イーサリアムにフォーカスした、金融商品がナスダックに止揚していることからもわかると思います。
イーサリアムは、まだこれからも進化していく仮想通貨です。そして、グレードアップしていきます。
どのように、ビットコインやイーサリアムクラシックと共存していくのか楽しみです。まだまだ、仮想通貨のマーケットを騒がせるイーサリアムに注目です。
イーサリアムが買えるビットフライヤーはこちら
コインチェックはネムの流出事件よりおすすめより一時外しています。
[surfing_other_article id=3846]
[surfing_other_article id=2565]
[surfing_other_article id=2686]
[surfing_other_article id=3050]
[surfing_other_article id=2565]
[surfing_other_article id=3110]